Vol.53

Keio-Formula.Com News Mail Team

ここでは、KF-06プロジェクトのリーダーである辻 夏央 (経済学部3年)より、毎月のプロジェクトの進行状況、当チームの様子などをご報告させて頂き ます。

連続企画 [in Leader's View]

7月末に車輌が組み上がって以来、心がけていることがあります。それは、整備は基本的に後輩にやらせる、ということです。
口は出しても手は出さないようにしております。昨年は車輌の整備を主に3、4年生が行っておりました。そのため、現在の2年生はトルクレンチを握った経験すらほとんど無いような状態でした。
ましてや、1年生は車輌の整備とはどのようなことを行うことなのかすら分からないのです。私には彼等を育てる義務があります。私が手を出せば整備にかかる時間が少しは短くなるでしょう。
しかし、それでは来年車輌の整備を行える者がいなくなってしまうかもしれません。車輌の整備のような作業は実際に自分の手でやらなければ覚えることはできないのです。
富士スピードウェイでの支部合同試走会以来、後輩達は著しく成長し、チームにも一体感のようなものが生まれたと感じております。
自分が引退する前に後輩達をここまで育てることができたことを喜ばしく思います。もてぎ試走会でのマシンの損傷は激しかったのですが、現在もチーム一丸となって修復に当たり、大会で最大限の成績が収められるように努力しております。
このような厳しい時期も、大会も、後輩達にとっては貴重な経験、成長の糧となることでしょう。
スポンサーや関係者の皆様、今年の大会の結果がどのようなものになろうとも、それは全て私の責任です。重要な人事のミスをはじめ、私のチーム運営能力には至らないところが多かったと言わざるを得ません。
後輩達は人数は少ないですが現在非常にモチベーションが高く、今後の活躍が期待できます。今後も当チームを見捨てることなくご支援頂ければ、と思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
(辻)

編集後記

編集担当の門岡です。8月も過ぎ、9月になりました。もう大会まで数日です。時が過ぎるのは早いと実感する日々でした。
最近、例年に比べて涼しい様な気がします。天気も不安定ですが、涼しい様な気がします。私は、暑いのが基本的に苦手ですので、ありがたいのですが、雨は困ります。
また、今年は台風が来ていないので、大会中に来ないかとても心配しております。
そろそろ、慶應義塾大学では、春学期の成績が発表される時期になります。今年は私が慶應義塾に入って以来、一番気楽に成績を眺められる年でもあります(笑)他のメンバーの中には、成績を心配している者もおります。複雑な気分になる時期でもあるのでしょうか。
あと数日で、第六回全日本学生フォーミュラ大会が始まります。応援よろしくお願いします。

一部のOBや関係者の皆様、ニュースメール配信に不具合が生じたことを重ねてお詫び申し上げます。

(門岡)



News Mail 2008年 8月9月合併号を最後までご覧いただき、ありがとうございました!

TOP PAGE |MACHINE |EVENT |TEAM |Back Number