Vol.53

Keio-Formula.Com News Mail Machine

8月9月の活動報告です。
夏休みに入り、シェイクダウンを果たし、走行試験をして問題点を改良しています。

シャシー担当

桑原 克英 (理工学部機械工学科2年)

富士での試走会を終えてからは、クイック羽生様のコースをお借りしたテスト走行を挟んで、マシンの塗装や富士直前に破損したスタビライザーの製作など進めました。
先日の茂木での試走会では、ステーの位置を修正したスタビライザーがまたも壊れたほか、スプールデフのスプラインがシャフト側の問題により削れてしまうなど、大会での走行に大きな支障をきたすトラブルが発生してしまいました。 現在はこれらのパーツを再設計し、急ピッチで製作を進めています。
シェイクダウンの遅れによって未だ車両の初期不良期を乗り越えられずにいるだけでなく、試走会での度重なるトラブルにより、大会ドライバーを務める予定の須賀と渡辺が一度もマシンを運転できていないなど、動的審査を戦うにあたってまだまだ数多くの不安要素が残っています。
残る1週間で出来る限りマシンの信頼性を向上させるとともに、ドライバーが少しでも運転経験を積めるよう、効率的なスケジュールを組み、確実に遂行したいと思います。
また、この夏浮上した数々の反省点と、大会で得られるであろう多くの課題をしっかり認識し、来期KF-07への確実な足がかりにできればと思います。



エンジン担当

北山 祐希 (理工学部機械工学科2年)

矢上一斉休暇が終わってからは、かねてから問題のあったサージタンクを作り直し始めました。
天気がすぐれないために、なかなか作業が進まず、ようやく型が完成しようとしているところです。
張り込み後も、樹脂がきちんと乾ききるかどうか不安なところです。
また、もてぎ試走会では、いつ壊れるかと不安の種であったサージタンクは壊れなかったものの、リストリクターとフランジ部の接着がはがれてしまいました。
そのため、マイスターの方々に溶接をしていただき、修復しました。マイスターの方々には、心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
目前に迫る大会に向けて、できる限りのことをして頑張りたいと思います。


カウル担当

佐藤 美央 (経済学部3年)

大会まで残すところ数日となり、もてぎ試走会で表面化した数々の問題解決や車検に通すため部品の製作などを行っています。
担当しているカウルでは、残すところステーの修正・ステッカーの作成・クリヤーを吹くことのみです。
また、コスト審査の製造工程分析は無事全ての部品の原稿が形になりました。大会までの期間で完成度を よりいっそう高めていきたいと思います。
マシンの問題は尽きませんが、チーム雰囲気は過去最高に良いと感じています。
大会までに出来ることを行い、ご支援頂いている方々に少しでも恩返しが出来る様に頑張っていこうと思います。



サポート担当

門岡 真之 (商学部1年)

今月は、ニュースメールの編集やスポンサー企業様との交渉等させていただきました。また、マシンに貼るスポンサー企業様のステッカー発注等もしました。ここで、ステッカーを送っていただいたスポンサー企業様に重ねてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

今後とも、渉外や広報の活動を頑張っていこうと思います。OBや関係者の皆様に、ひとつお詫びしたいことがございます。先月のニュースメールにおいて、一部のOBと一部の関係者様に配信されていなかったようです、私のミスであります。大変申し訳ございませんでした。

新入生

須賀 貴大 (理工学部学門4 1年)

八月半ばからは工場でのパーツづくりや、オイルタンクの設計等を行っていました。
ツインリンクもてぎの試走会ではわずかではありますが自分たちのマシンが 走っているのを見て、日々の活動、そして大会にむけてのモチベーションもあがりました。
大会までの残り時間はわずかですが自分にできることを最大限取り組んでいきたいです。



高山 明正 (理工学部学門4 1年)

富士でのシェイクダウンを果たし、今月は主にマシンを走らせに行ってきました。数周走ってはマシンに破損がないかを調べるという作業をくり返しました。マシンがけたたましい音をあげて走る姿は迫力があり、また実際走る姿を見て自分たちが作っているものはクルマであり、そのすごさにただただ驚きでした。
一方で、静的審査の製造工程分析調査のために、山梨は南アルプス市にあるブレーキキャリパーの製造工場を見学させていただきました。そこで教えていただいたことや、他の資料を参考に、調べたことをなんとか形にすることができました。
さて、5月頃から作りはじめ、ずっと製作が滞っていたエンジン台でしたが、マシンの塗装の際、エンジンをおろすため、それに間に合うように急いで取り付け部分の金具を製作しました。皆の協力のおかげで、エンジンを台に固定できた時はうれしかったです。
大会はもうすぐそこまで迫っていますが、最後まで頑張っていきたいと思います。



渡辺 順平 (理工学部学門4 1年)

大会を目前に控え、前回参加した試走会で浮き彫りになった問題点の改善やプッシュバーの改良、マシンの塗装などをしました。
マシンの状態を完璧にして臨んだツインリンクもてぎでの試走会では、現地で様々なトラブルが発生し、1週しか走行することが出来ませんでした。走るマシンを作るということがどれほど難しいことなのか痛感しました。
大会では元気に走り回るマシンを見ていただけるよう、全力を尽くしたいと思います。


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