Vol.52

Keio-Formula.Com News Mail Machine

7月8月の活動報告です。
夏休みに入り、シェイクダウンに向け作業を進め、さらにその後の改善に励んでおります。暑いので熱中症対策をしつつ作業をしています。

シャシー担当

桑原 克英 (理工学部機械工学科2年)

7月頭のコストレポート提出を最後に今年度の静的審査準備が無事終了し、その後はひたすら富士スピードウェイでのシェイクダウンを実現すべく、ひたすら製作にあたるのみとなりました。
中旬に期末試験を控え、一時は2、3年生のみで製作を行わざるを得ない状況にも見舞われましたが、試走会1週間前からは1年生も合流し、チーム一丸となって作業を進めることができました。試走会3日前からはほぼ全員がガレージに泊まり込み、必死にマシンを組み上げていきました。
途中さまざまな問題に見舞われ、試走会当日を迎えても最後までシェイクダウンができるかどうかの瀬戸際で作業を続けざるを得ませんでしたが、主催者の方々のご配慮もあり最後の最後に行われたブレーキテストにて何とかマシンを走行させることができました。
マシンを初めて着地させた瞬間や、自らの手でマシンを発進させたときは大変感動しました。また、昨年度の自分たちの姿に照らして、1年生の頑張りには本当に頭が下がる思いです。
彼らの頑張りは作業の進度だけでなく、チーム全体のモチベーションにも大きな影響を与えていると思います。彼らがいなければ、シェイクダウンは間違いなく実現しなかったでしょう。今後も大会へ向けて共に努力を続けられればと思います。
しかし、試走会直前には製作や整備、マネージメントにおいて4年生に頼る部分が非常に多く、マシンをいざ車として走らせるには、まだまだ自分たちだけでは力不足であることを痛感しました。
また、昨年度車両と比べてKF-06は未だ不完全な個所を多々抱えており、まだまだ気を抜くことはできません。
大会まで時間がありませんが、マシンを完全な状態にアップデートするとともに、チーム単独の走行試験や茂木での試走会などを通じて実戦経験を積み、上級生に頼らずともチームが自立できるよう努力したいと思います。



エンジン担当

北山 祐希 (理工学部機械工学科2年)

コストレポートを仕上げてから、まだたったの一月しか経っていないことに驚きます。

7月は、そうそうに試験期間に突入してしまったため、なかなか作業をすすめられませんでした。
とはいえ、試験期間中にも関わらず一年生までもがガレージに来ていて頼もしい限りでした。
試験期間は、ちょっとした作業をすませ、吸気系全体をようやく完成させました。
試験が終わると同時にガレージに泊まりはじめ、夜通し作業をすることとなりました。あわただしすぎる数日間でしたが、どうにか富士試走会でシェイクダウンを果たすことが出来、ほっとしました。
問題は山積みですが、少しずつ解決していき、なるべく完成度の高いマシンにして大会を迎えたいと思います。


カウル担当

佐藤 美央 (経済学部3年)

まず、富士での合同試走会でシェイクダウンを果たせたことに感動しましたし、安心しました。これも、日頃からご支援頂いておりますスポンサーの方々とOBの方々のおかげです。ありがとうございます。
今月の活動自体は、諸々の製作やWEBの更新、カウルの塗装、工場見学を行いました。
WEBに関しましては、未だ、今年度仕様になっていない点も多いため、今月の中旬までには新たにしていこうと思います。
また、カウルの塗装が無事終わりました。茂木の合同試走会ではカウルを付けて走行出来る様に、仕上げていきます。
工場見学についてですが、製造工程分析のために、日信工業株式会社様と日立の工場を見学させて頂きました。ブレーキ全般への理解が深まったことはもちろんですが、工場としての取り組みなども知ることが出来、勉強になりました。貴重な機会をありがとうございました。



サポート担当

門岡 真之 (商学部1年)

今月は、ニュースメールの編集やスポンサー企業様との交渉等させていただきました。試走会もあり充実しておりました。

今後も継続的に努力していきたいです。

新入生

須賀 貴大 (理工学部学門4 1年)

テスト期間を挟んだこともあり、7月下旬になって富士試走会用に即席でくみあげた 課題制作のプッシュバーは実用性の悪さと安全面とでかなり課題が残り、いち早くの改良が必要な状況です。
マシン製作の方ではまだまだ指示を仰いでのお手伝いという感じで情けなく、 また先輩方に申し訳ない限りですので、はやく一人前になれるよう積極的に活動をしていこうと思います。



高山 明正 (理工学部学門4 1年)

期末試験が終わり、富士での試走会に向けて連日徹夜での作業となりました。
富士ではギリギリまで作業を続け、なんとかシェイクダウンを果たすことができました。
実際マシンが走る姿を見るとなんとも言えない気持ちになりました。
これからもマシンの改良等頑張っていきたいです。



渡辺 順平 (理工学部学門4 1年)

プッシュバーの作製やサスペンションの調整の手伝いなどをしました。
課題製作のプッシュバーは、富士での試走会に何とか間に合わせることができま した。
しかし、使い勝手の悪さが浮き彫りとなり、今後改善していく必要があると感じ ました。


TOP PAGE| MACHINE| EVENT| TEAM| Back Number