Keio-Formula.Com NewsMail

vol.45



TEAM

連続企画 [in Leader's View]

ここでは、KF-06プロジェクトのリーダーである辻夏央より、毎月のプロジェクトの進行状況、当チ ームの様子などをご報告させて頂きます。

 11月は4日(日)のOB現役交流会に始まり、11日(日)のスズキ株式会社様訪問、17日(土)の株式会社 ヨシムラジャパン様訪問と毎週のように新プロジェクトについて説明をさせて頂きました。おかげ様 で大分プレゼンテーションに慣れ、その影響もあってか授業での英語でのプレゼンテーションも難 なくこなすことができました。人生、何事も経験だと実感致しました。また、プロジェクト関係者 の皆様にプロジェクトについて意見を頂く度に非常に励まされます。寒いガレージで夜中に一人で 作業をしていると気分が滅入って来ますが、このようなイベントによってまた気力が湧いて来るの です。関係者の皆様にはそのように精神面でも支えて頂いており、本当にありがたく思っております。

 当初は、三田祭の影響で20日(火)の午後から26日(月)まで約1週間授業が無く、この期間で集中的に 新マシン製作を行う予定でした。しかし、残念ながら予定していた作業を全て完了させることはでき ず、プロジェクトに遅れが発生し、予定していた2008年2月29日(金)の新マシンシェイクダウンは厳 しくなって参りました。その理由としては主に以下の3つが挙げられます。まず、2001年のチーム発 足以来鋼材を購入させて頂いていた業者が廃業し、代わりの業者を見つけるのに時間がかかり、一時 鋼材が不足して製作ができなかったこと。また、三田祭期間中当チームがいつも使用させて頂いてい る機械科実習室が、研究室の方々によって使用されていて使用できる機械があまり無かったこと。そ して、フレームのパイプの曲げのうちメインフープが、私どもの手落ちもあって曲げにミスがあり、フ レーム製作を完了できなかったこと。この遅れを取り戻すには、平日の授業後等にガレージでフレー ム溶接を進めてなんとしても春休みまでに終わらせ、その他の部品を春休みに機械化実習室で全力で 製作するしかありません。

 また、24日(土)には顧問の飯田先生と理工学部機械科の森田先生に長時間に渡って設計レヴューを して頂き、両先生より様々なご意見を頂きました。今回頂いた意見を参考にして設計を進めつつ、設 計が終わった部品の製作を進めていく日々がしばらくは続きそうです。


編集後記

NewsMailの編集を担当させて頂いている鈴木です。 初めに、NewsMail11月号の編集が大幅に遅れてしまったことをお詫びいたします。申し訳ありませんでした。以後、このようなことの無いようにして参ります。

 KF-06プロジェクトが本格的に始動してから早いもので、丸2ヶ月が経ちました。設計・製作に多少の遅れはあるものの、毎日着実に進行しています。

 私自身このサークルに入ってまだ8ヶ月であり、日ごろ製作などを行っている時にふと考えると、自分は車に関してまだまだ知らないことの方が多いことに気付かされます。例えば、いつも使用させて頂いている理工学部工場の機械(フライス、旋盤など)の使用がおぼつかなかったり、交渉やこのNewsMailの編集にしても、分からないことがあると先輩方に助けてもらったりしながらこなしています。また、1年の他のメンバーに比べても学生フォーミュラカーの技術的な知識については知らない方だと思います。

 しかし、来年の今頃は私達の代がメインとなって活動しているはずです。そのことを自覚しつつ、これからも車に関する知識を吸収して、なるべく早くこの活動の全体像を把握していきたいです。

 最後に、いつもご支援して下さっているスポンサーの皆様にお礼申し上げます。これからもご支援、ご指導の程よろしくお願いいたします。

(鈴木)


NewsMail11月号を最後までご覧いただき、ありがとうございました!