Keio-Formula.Com NewsMail

vol.37



EVENT

合同試走会への不参加
私達Keio-Formula.Comは3月8、9日に行われた関東支部の試走会において新型マシンKF-05を走行させるべく、チーム一丸となりマシン製作に励んでいました。

しかし、今年の春期休暇に当大学の機械科実習室がアスベスト工事のため急遽使用不可となり、マシン製作を予定通り進めることが難しくなりました。 私達は知恵を出し合い、違うキャンパス、研究室、他大学、企業、高専、などに工作機械をお貸し頂けないか交渉を行いました。

そのような中、東京都立総合工科高校様にご協力いただけけることになり、再度3月の試走会へむけて一致団結し製作に励みました。 しかし、一度は一筋の光を垣間見たのですが、不慣れな工場での加工が予想以上に進みませんでした。 さらに、工作機械の関係で加工が困難なものを急遽外注したのですが、こちらも思い通りに進まず、 結果2月28日の段階で、確実に間に合わないと判断しKF-05での試走会参加をあきらめざるを得なくなりました。

旧型マシンKF-04での、ドライバー練習という形での参加も検討しまいたが、KF-05の製作を優先するため、今回の試走会参加の辞退を決定いたしました。 今回の決定によって、せっかく協力してくださった総合工科高校の皆様や、完成を目指し発注を急いで頂いたスポンサーの皆様、 その他ご協力いただいた方々を裏切ってしまうことになりました。関係方々に深くお詫びすると同時に、 当チームの事情についてご理解いただければと思います。

これからもKeio-Formula.Comをどうぞよろしくお願いいたします。

(山田)

Solidworksセミナー講演
3月1日に、神奈川県伊勢原市のフォーラム246で行われた、 ソリッドワークス・ジャパン株式会社様主催の「自動車サプライヤー向け3次元モノづくりセミナーin神奈川」にて、 3D CADを使用した教育事例として学生フォーミュラ活動についてお話しさせていただきました。

約100名の社会人の皆様が参加されており、学生フォーミュラ活動や全日本学生フォーミュラ大会、 当チームKeio-Formula.ComについてPRさせていただきました。準備不足で至らない所だらけで、 もうちょっと伝えたいことの的を絞ってお話しすればよかった、 あるいは普段自動車部品などの生産に携わっている方に私のような渉外・広報担当の視点からお話ししても面白かった、 など、大いに反省しています。この経験を次回に生かせるようにしたいです。

ソリッドワークス・ジャパン株式会社の皆様ならびにセミナーに参加された皆様、 このような、チームにとっても学生フォーミュラ活動にとっても、 また、私個人の経験としても貴重な場を設けていただき、本当にありがとうございました。

(加藤)

日産サポート講座
3月3日、日産自動車株式会社様主催の日産サポート講座(計測 、データ解析・品質工学)に、当チームから 永冨、稲田、辻が参加させていただきました。

今回の講座では、さまざまな計測の方法や、データ解析の基礎、品質工学についてご指導いただき、 メンバー一同、計測技術や、計測データの解析方法、品質工学に対する理解を深めました。 また、現場で行われている手法だけでなく、学生レベルで行える計測方法についてもご指導いただき、 大変勉強になりました。ぜひ今後の活動に生かしていきたいです。

最後になりましたが、貴重な機会を与えてくださった日産自動車株式会社様、 熱心にご指導くださった講師の方をはじめ関係者の方々にこの場を借りてお礼申し上げます。どうもありがとうございました。

(稲田)

慶応幼稚舎向け講演会
3月16日、当大学矢上キャンパスにおいて当大学の付属小学校である慶應義塾大学幼稚舎の理工学部見学会において、 Keio-Formula.Comの活動をご紹介する機会を頂きました。

幼稚舎のみなさんとお昼ご飯を一緒に食べ、交流を楽しんだ後、当チームの紹介DVDを上映しながら、 活動内容やマシンの説明を行いました。説明の後には質問が出るなど、みなさん興味を示して下さり、とても嬉しかったです。

まだまだ知られていない活動なので、このように学生フォーミュラの活動を広めるきっかけとなる機会をいただけて、 よかったと思います。このような貴重な機会を下さった学事課の皆様、ありがとうございました。

(稲田)