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NEWSMAIL -ニュースメール-
Vol.82 2011年6月号

TEAM

昨年9月より始まったKF-09プロジェクトも、残り2ヶ月で大会を迎えます。静的審査も一段落し、ここで少しコーヒーブレイクということで、いつもの「In Member's View」を今回は「メンバー紹介」として、メンバーの日常や趣味等、自由に綴ってみました。メンバーの活動以外の姿をご覧頂ければと思います。

メンバー紹介

3年生

野口 大悟 (プロジェクトリーダー 理工学部機械工学科3年)

「活動以外の姿」ということですが、それでも車ネタが多くなってしまいそうです。それでは少しこのコーナーの趣旨に反してしまうので、敢えて車関係には触れずにいってみましょう……(笑)

元来いろいろなことに興味を示す質なので多趣味な方だと思うのですが、一番時間を割いて楽しんでいるのは音楽でしょうか。小さな頃からバイオリンを習っていることもあって、時間がとれれば楽器の演奏(練習)をしています。小学生ぐらいまでは泣く泣く練習させられていたはずなのですが、成長するにつれ、なかなかどうして楽しくなってくるのです。志木高校時代には、文化祭や卒業式後の謝恩会等で演奏させてもらいましたが、基本的に人に聴いてもらう機会が少ないので、張合いのないところではあります。また、高校に入ってからはバンド活動の日々だったので、エレキギターやベースの演奏もします。自工研の活動をする中では帰りが遅くなるので、バイオリンの練習はし難いのですが、こちらは気軽に触れます(それでも流石にこの1年間は文字通り「触る」程度ですが)。近頃は、動画投稿サイトでも沢山の演奏動画がアップされており、僕も現役を引退した折には、1人で多パートを演奏する多重録音の動画を公開しようと目論んでいます。

石川 智啓 (マネージャー 理工学部電子工学科3年)

電子工学科3年の石川です。今回は私の趣味の読書について紹介しようと思います。

読書が趣味になったのは小学生の時で、当時は恐竜や考古学に興味があり、学校の図書館に通ってはそれらに関する本を読みあさったものでした。ここ数年は主に小説を読んでいます。高校時代に夏目漱石の「こころ」を読んだことがきっかけで、小説を読むようになりました。小説の中で特に熱中したのは三島由紀夫でした。地元の書店にあったものはほぼ全て読んだのではないかと思います。他には、太宰治や遠藤周作、ドストエフスキー、ヘルマン・ヘッセ等、いろいろな作家の本を読みました。1つ自慢できることは、ある出版社のキャンペーンで、100冊購入するとプレゼントされる腕時計を手に入れたことです。傍からみるとただの安物の時計かもしれませんが、私にとっては勲章のようなものです。今はあまり時間がなく、読書をする機会が減りましたが、大会を終えて時間ができたら再び読書に時間を費やしたいと考えています。

磯 智之 (テクニカルディレクター 理工学部機械工学科3年)

機械工学科3年、テクニカルディレクターの磯です。自工研入会当初、責任が重そうな目立った仕事はしたくないと思っていたので、サポート関係の仕事につきたいと考えておりましたが、人数が多くないこともあり、製作に関わるうち車両の設計・製作が専門となってしまいました。この仕事の醍醐味は自分で設計したものが実際にモノになることです。F1等のレーシングカーを見てカッコイイと感じていた自分が、この活動ではそれを作る立場となります。設計に始まり、材料や部品の調達、加工、組立、車両整備といったひと通りの体験ができるので、こんな貴重なサークルは他にはないと思います。

しかしながら早いもので自工研も3年目となり、引退までほんの数ヶ月となりました。大学生活の中でどれだけ自工研に時間を割いたか想像ができませんが、自工研に入会していなかったら何をやっていたかということの方が想像できません……

最後に主張しておきますが、実は四輪より二輪派です。

大草 和己 (会計監査 経済学部3年)

自動車レースといえばF1、というのが世間一般の感覚ですが、今回はあえて私が今一番好きなカテゴリーである、ルマン24時間を頂点とするスポーツカーレースについて書こうと思います。スポーツカーレースのいい点としてはまずマシンの個性が豊かだというのがあります。エンジンから言ってもガソリンNA、ガソリンターボ、ディーゼルという形式があり、気筒の配置についても様々な種類があります。 シャシーについても屋根の有無やフロントノーズの形等、各コンストラクターで大きな違いがあります。マシンの諸元、見た目からして各コンストラクターの狙いを読み取ることができるのがとても面白いのです。F1はもう細かい部分しか違わなくて素人から見れば何がどう違うのか分かりかねるのが現状です……またスポーツカーレースで面白いのはこの時代でも「走る実験室」という考えが生きている点でしょう。「走る実験室」の例として最近で有名なのはポルシェのフライホイール式KERSでしょうか。ポルシェはこの技術を用いて163psのエクストラパワーを持つ恐ろしい911を仕立て、ブイブイ言わせています。この911は昨年のニュルブルクリンク24時間では一時他のポルシェやBMW、アウディを抑えてトップを快走しました。他にもスポーツカーレースでは様々な技術的チャレンジが見られます。ここまで書いていて気づいたのですが、フォーミュラではないもののスポーツカーレースと学生フォーミュラは 結構通ずるところがあるのかもしれません。学生フォーミュラも様々なエンジン、シャシー、技術的チャレンジがみられることが大きな特徴の一つになっています。長々と書いてきましたが結局何が言いたいかというと、F1以外にも面白い自動車レースはあるので、機会があれば是非ご覧になって下さいということです。同好者を現在絶賛募集中です。

2年生

國井 悠介 (理工学部機械工学科2年)

理工学部機械工学科2年の國井悠介です。これから自己紹介をさせていただきます。

出身地は栃木県宇都宮市です。そうです餃子の美味しいところです(笑)「みんみん」や「正嗣」等、数多くの名店があります。 私自身餃子好きなのですが、横浜に来てからは残念ながらめっきり食べなくなってしまいました。なので今度帰省したら餃子を食べに行こうと思います。もう少し宇都宮の紹介をすると、餃子の他には「カクテルの街」、「ジャズの街」だったりします。想像以上にお洒落な街ではないですか!?正直に言うと私は「カクテルの街」「ジャズの街」というのを実感したことがないのですが・・・きっと大人の男になったときに分かるのでしょう。一度、宇都宮を訪れてみてはいかがでしょうか。

次に趣味について書かせてもらいます。私の家で玄関を抜けて居間に入ると、まず目に入るのが本棚に並べられた漫画です。中学校の頃から買い集めた(特に受験の時はお金が貯まるのでたくさん買ってしまいました)漫画のほとんどを横浜に持ってきました。あまりの多さに引っ越しのとき、両親は呆れていました。漫画好きの私は引っ越したばかりのときによく古本屋で立ち読みをしていました。現在でもときどき立ち読みしています。そんな私のおすすめの漫画は「テルマエ・ロマエ」です。お風呂がテーマのギャグ漫画ですが途中の作者のコラムが勉強になったりととても面白い作品です。是非、宇都宮を訪れる際の旅のお供に!!

何やら自己紹介よりも宇都宮と漫画の紹介になってしまった気がします(汗)。これから試験が終わって夏休みに入ると、本格的に大会モードの自工研になると思います。私も大会に向けて精一杯頑張りたいと思います。

松川 夏樹 (理工学部機械工学科2年)

自室の作業机です。大学入学にあたり整えたものですが、皮肉にもあまり使っていません。自工研に入らなければ、大学生活の大半をここで過ごすことになったのではないかと思います。なんだかあまりぞっとしない話です。

小学生の頃から実に節操なく様々な趣味に手を出しましたが、いずれも「ものづくり」の要素を含んでいたので、作業台とは長い付き合いです。最初はちゃぶ台に万力をつけて使っていました。

工具、資材、その他用品の在庫も豊富です。ドリル(20本弱)、タップ・ダイス、デジタルノギス、グラインダー…自分でもあきれます。自慢の環境のはずが、自工研以外では話題にすらできません。最近ではもっぱらお絵かき机として使っているので、画材が並べてあります。

山端 久仁子 (会計 法学部政治学科2年)

こんにちは、法学部政治学科2年の山端久仁子です。サポート班で会計を担当しています。今回の自己紹介では、自分のことについてまんべんなくお話したいと思います。私は群馬県出身で、現在横浜市でひとり暮らししています。5月でついにハタチになってしまいました。現在ハタチであるにも関わらず25歳程度に見られることが多いです…何故でしょう(笑)。好きなことやものはレース観戦、車、音楽鑑賞、猫、貯金、寿司、世界史、寝ること等、多岐にわたります。実は、女子らしくショッピングも大好きです。政治学科に進んだこともあってか、今更ながら政治学が楽しい学門だということが最近なんとなくですがわかってきました。たくさんの好きなことをいっぱい楽しみたいと思うものの、時間の使い方が下手なので、なかなかうまくいかないのが悩みです……またパン屋でアルバイトしています。パンの値段をひとつずつ正確に暗記しなければならないので、なかなか大変です。バイトとサークルと学校でキツイ日々ですが、これからも自工研活動を頑張っていきたいと思います。

1年生

阿久津 貴広 (理工学部1年学門4)

今年栃木県宇都宮市から慶應に入学いたしました、理工学部1年の阿久津です。中学生のころに夏休みの宿題の代理としてロボットコンテスト(といっても有線車型ですが)に出場して以来、ものづくりにはまり込み、慶應の体験授業でチラシをもらいこのサークルへの入会を決めました。

趣味は、読書(ジャンル問わず)、プラモデル(色は塗れない)、クイズ、将棋等です。どれも中途半端なのですが。お金を貯めていつか形のあるものを何かをどうにか作ってみたいと思っています。とても曖昧です。

これからこのサークルの力になれるよう頑張っていこうと思いますので、以後どうかよろしくお願いします。

井本 祐司 (理工学部1年学門4)

ツールワゴン班の井本と申します。よろしくお願いします。今回のNMは自己紹介についてなので出身地や趣味等を書いてみます。早速ですが、出身は兵庫県西宮市です。甲子園球場のある場所でなんとなくわかっていただけると思います。また最近では有川浩のベストセラー作「阪急電車」のおかげで、だんだん地元の知名度が上がってきており喜ばしいことです。次に趣味についてですが、高校の間ずっと武道をやっていたので表向き体を鍛えるのが趣味ということになっていますが、実はお寺参りが趣味です。とにかくいろんなお寺に行きます。そして座禅もします。君渋いね~とかよく言われますが、これが結構面白いので皆さんもたまには行ってみてください。そして次は3年後に「 趣味は車を作ることやねん」とカッコよく言えるように活動を頑張っていきたいと思います。改めてこれからもよろしくお願いいたします。

北 晃弘 (理工学部1年学門4)

理工学部1年の北です。よろしくお願いします。 近況とサークル活動への意気込みを語りたいと思います。

まだ大学生活に慣れてなく、右往左往している気がします。特に、大学に入ってパソコンを使う機会がだいぶ増えました。高校まではほとんど活用してなかったので早く慣れたいと思います。ただ、CADで設計するのは楽しいです。

このサークルに入ったのはものづくりに興味があったのもそうですが、やはりカーレースが好きだからです。レースはドライバーが速く走れば良いだけの競技ではなく、開発競争、資金繰り、戦略といった面での戦いも大きな魅力だと思います。学生フォーミュラの存在は大学に入るまで知りませんでしたが、この競技はレースのこうした魅力が詰まっていると感じています。ただ、まだ自動車工学の知識が全く足りてないと感じています。大会までになんとか勉強していきたいです。

いろいろ不安はありますが、とりあえず今から9月の大会が楽しみです。

倉地 星也 (理工学部1年学門4)

どうも、理工学部1年の倉地です。 私は、ゲーム中毒と言ってもいいくらいにゲームが好きです。家で暇なときはたいていゲームをしているのですが、最近、読書をするようになりました。主に読んでいる本は推理小説で、シャーロック・ホームズやアガサ・クリスティ等です。推理小説を読んでいる時の、物語の中に引き込まれていく感覚がとても楽しくて、最近は、結構なペースで読み進めております。それと同時に読み進めているのが、今月発売のグランプリ特集です。普段は、本屋で立ち読みするだけなのですが、今月の特集は空力に関しての特集だったので、ついつい買ってしまいました。この本には、各チームの空力設計の狙いや、各パーツの役割が細かく記載されているので、大変勉強になっています。

鈴木 貴士 (理工学部1年学門4)

僕は車以外では将棋に興味を持っています。自分で将棋を指すのではなく、将棋界の動きに注目しています。現在はコンピュータ将棋が非常に発達しているようですが、どの程度の実力をもっているのか気になります。そう遠くない内にコンピュータとトッププロが対戦する機会があると思うので楽しみです。将棋ファンとしては、一度きりの勝負でしかも公の場でコンピュータが人間に勝って世間的に「コンピュータは人間より強い」と思われるのは納得いかないので、長期的に少なくとも数回は対戦してほしいと思います。

発地 翔太 (理工学部1年学門4)

理工学部1年の発地と言います。自分は実家のある千葉県から慶應に通っています。家から学校まで1時間半ほどかかるので、1限のある日は朝が早く遅刻することもしばしばありますが、慶應生活にはだいぶ慣れてきた次第です。自工研にもすっかり慣れ、比較的充実しているように感じます。

自工研では主に設計と製作を学びたいです。というのは、将来のことを見据えてというよりもただ興味があるという単純な理由なのですが、先輩方も分からないことがあれば丁寧に教えてくれますし、環境、雰囲気共に非常にいいのでこれからが楽しみです。 サークルの一員として積極的に活動に参加していきますので、これからもよろしくお願いします。

松信 匠 (理工学部1年学門4)

先日ThinkPadX60を購入しました松信です。UbuntuとWindowsのデュアルブートにしたのはいいものの、内蔵のはずの無線LANを両OSで読み込まない。ドライバを入れなおしても変わらず。LANカードがダメになっているのでしょうか……へたれているバッテリーも買わなければいけないし、格安中古も考えものです。しばらくは部屋で棚トップとして働いてもらおうと考えています。夏休みにはガレージに持参できるようにしたいです。

編集後記

ニュースメール編集担当の石川です。講義中にふと耳をすましたところ、セミの声が聞こえてきました。

6月は学業の方でレポートや課題が多く出され、忙しい日々が続きました。そんな中、いつもの昼食では食堂で丼や麺を食べるのですが、先日は友人とカフェテリアで昼食を摂りました。メニューはエビピラフとコーンスープ、そしてアイスコーヒーでした。味の方は食べ慣れた冷凍食品のような感じがしましたが、いつもとは違う華やかな食事に忙しさに疲れた心が癒されました。ほんの数十分の間でしたが、リフレッシュすることができました。

また、今回は特別企画として「メンバー紹介」を採用しましたが、いかがでしたでしょうか。ニュースメールではメンバーの毎月の活動をまとめて掲載しておりますが、メンバーがどのような人物であるかを紹介する機会があまりありませんでした。KF-09プロジェクトにおけるニュースメールも今回を含めてあと3回、次号と大会報告号のTEAMのページにはリーダーの文章等を掲載する予定です。前号で2、3年生は一通り「In Member's View」に掲載されましたので、今号は特別企画を行うのによい機会だと考えました。

7月の試験期間が終わればいよいよ夏本番です。大会に向けてフルスロットルで頑張りますので、今後ともご支援・ご声援の程、宜しくお願い申し上げます。


(石川)

7月は春学期末試験期間となりますので、次号は7,8月合併号として9月上旬頃に配信の予定です。
NEWSMAIL -ニュースメール- Vol.82 2011年6月号を最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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