Keio-Formula.Com News Mail Team
KF-08新プロジェクトスタート!
新プロジェクトのリーダーである系野智奈美より挨拶があります。
新リーダー挨拶
このたび、KF-08プロジェクトリーダーに就任させていただきました系野智奈美(理工学部システムデザイン工学科2年)です。
昨年度KF-07プロジェクトにおきましては、多方面の皆様方より多大なるご支援・ご声援をいただき、誠にありがとうございました。
大会では皆様の期待に沿う結果を出せず、大変申し訳なく思っております。
4大会連続エンデュランス未完走という結果を受け、本年度は「動的種目を全種目完走」を最優先の目標と致しました。
前年度と同様に早期シェイクダウンと車両熟成およびドライバー練習期間の確保をし、信頼性があり、先日の大会で証明された性能を十分に発揮できるマシンの完成を目指します。
KF-08プロジェクトでは、「軽量・コンパクト」を前年度に引き続きコンセプトとして掲げております。このコンセプトを実現するため 前年度のパッケージングを参考にしつつも、バッテリーなどの個々のパーツの軽量化をさらに行っていきます。また、機械要素の統一・削減などにより整備性の向上を推し進める他、低重心化も図ってまいります。そして、前年度よりも更に高い信頼性を得るため設計段階にて、細かな点まで十分に考慮するようにしています。
本プロジェクトでは、昨年度同様、チームの主力は1,2年生が担うこととなります。
主にシャシー設計を磯、篠崎、渡辺が、パワートレイン設計を高山、野口、石田が担当し、設計担当の垣根を越えて全員で車両製作を行っていきます。しかしながら、人手や経験の不足は否めません。その解決策として、少数のメンバーしか居なかったにもかかわらず早期シェイクダウンを可能とした前年度のスケジュールを元に、作業予定を立てました。
しかしながら、目標達成の鍵を握るのは、なによりもチームメンバーのやる気を持続させることではないかと考えています。各々が責任感を持って活動に取り組んでくれるように、リーダーとして出来る限り仲間をサポートできればと思います。
今年こそは念願のエンデュランス完走、そして動的種目での上位進出を達成するために、まずは3月のシェイクダウンを目標にチーム一丸となって努力してまいります。
スポンサーの皆様、大会関係者の皆様、OBの皆様、学校関係者の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援ご指導のほど、何卒よろしくお願い致します。
前リーダー挨拶
気がつけば第7回大会も終わり、早くも次回大会に向けた体制が発足しました。前号にてご報告致しました通り、昨年度の第7回大会は当チームにとって大変悔しい結果に終わりましたが、同時に翌年に向け多くの可能性を抱かせ、様々なノウハウを残すものともなりました。
さて、昨年度果たした2月シェイクダウンのノウハウと設計者の努力の甲斐あり、今年度の車両設計は順調に進んでおり、まずは良いスタートが切れたのではないかと思っております。しかしながら、車両製作が大詰めを迎える冬季に向け、主力となるメンバーは今後も継続的に努力を惜しまず活動を続ける必要があり、これこそがプロジェクトの成功・失敗を決める鍵となります。
毎年のことながら、車両製作はもちろん、プロジェクト遂行にあたって様々な苦難が連続するものと思いますが、大会での悔しさを忘れず、楽しみながら、志を高く持って頑張ってもらいたいと願っています。
私個人はプロジェクトリーダーから技術アドバイザに立場を変え、後輩の設計・製作のフォローを行うこととなりました。今まで手探りで活動してきただけに、どれだけ彼らの力になれるかどうかは分かりませんが、来年こそチームが満足のいく結果を残せるよう、出来る限りの協力をしたいと思っております。
末筆ながら、大会関係者の皆様、スポンサーの皆様、OB・学校関係者の皆様におかれましては、どうぞ今後とも当チームを宜しくお願い申し上げます。
編集後記
今月号から、ニュースメール担当を門岡より引き継ぎました。
また、10月よりギャラリーの更新も同期と分担しながらやらせて頂いております。
慣れない事もあり、不備やご迷惑をおかけするかと思いますが、頑張っていきますので今後よろしくお願い申し上げます。
「EVENT」でも報告したように10月初めには矢上祭があり、私は今年度の矢上祭担当をやりました。 キャンパスの中央通りから離れた自工研のガレージでは作業を続けるメンバーたちのいつもの風景がありましたが、中央通りでは普段は静かな矢上キャンパスが多くの来場者で賑わい、様々なイベントもあって非常に楽しい2日間となりました。
実行委員の要請でメンバーが部車を使って準備や片づけ等の作業を手伝うこともあり、自工研は重宝がられているようです。
私自身は運転免許を持っていないので部車やマシンの運転はできないのですが、今年の冬、または春までには取得したいと思っています。
10月も後半になると、日吉キャンパスの並木沿いにはたくさんの銀杏が落ちるようになりました。 独特のにおいが漂うなか、まだイチョウの葉はようやく黄色くなりはじめたばかりです。 次号では綺麗に黄葉(こうよう)した並木の様子をお届けできるかと思います。
News Mail 2009年 10月号を最後までご覧いただき、ありがとうございました!