KF-11プロジェクトのメンバーの意気込みや思いをリレー形式で2人ずつ紹介していきます。
今回はシャシー班の河合謙、パワートレイン班の山内理沙です。
無事、機械工学科に進級できました、河合謙です。
今月はこれからの大学生活に期待を隠せない新入生でキャンパスは大変賑わっておりました。自工研にも新部員が入り、私も上級生という立場になりました。
新しい変化が訪れるこの時期に、私も変わらなければ、と思う出来事がありました。新2年生メンバーと「自工研に対する参加態度」について語り合うことがありました。私たちの代では自工研に積極的に参加する部員が少なく、将来が危ぶまれました。具体的な解決案もあがらず、暗い雰囲気の中、その日が終わってしまったことが今でも心残りです。私も1年生の間は積極的に自工研の活動に参加しておらず、この日以来、深い罪悪感と後悔に今でも苛まれています。
「このままでは、一生の後悔になる。変わるなら今しかない。」
私の今年のテーマは『変化』です。より良いチームの為に、より良い自分を作ります。ストイックに自分を追い込むため、日を開けずに、可能な限りガレージが閉まる時間まで活動に参加することから始め、早朝に勉強するように生活リズムを改善しました。また、運動による睡眠時間の短縮に実験的に取り組んでいます。さて、ガレージでは、私はフロント・リアアームの製作に取り掛かっていました。溶接は大好きなので、これから極めていきたいです。また、先輩からシャシー製作を指南していただき、それ以来車両設計の勉強とコンセプト作りに取り組んでいます。先輩方とより良い関係を築いて、こういった機会が増えていくよう、努力していきたいです。マシンは塗装され、いよいよ本番に近づいているなぁ、と心が躍る一方で、先輩から学べる時間も残り少ない、と焦燥感にも駆られています。
最後に、自動車工学研究会が今日もマシンの製作に取り掛かれるのは、OB・OGの皆様のご協力とスポンサー様のご支援であってこそです。この場をお借りして、深くお礼申し上げます。今後とも当会へのご声援、ご協力をよろしくお願い致します。
(河合)
2年理工学部、パワートレイン班の山内です。学科は無事機械工学科に進むことができました。2年からはやっと興味のある授業を受けられるので、内容は難しいものの去年より充実した勉強ができている気がします単位がとれるかは別として…。
自工研に入ったのはもう1年前のことになりますが、入った経緯を紹介したいと思います。まず、私は中学生ごろから父親の影響でF1を見るようになりました。最初はただ走っているのを見てピットの早さに感動しているだけでしたが、チームごとの戦略などただ走っているだけではないとわかった時にすっかりはまってしまいました。見始めた年にミハエルを被り優勝したアロンソのファンです。こうして車に興味をもつようになりました。もともと国語や社会が苦手でプラモデルやパズルなどものづくりが好きということもあり、理系に進むことが自然と決まっていました。ある日、他大のオープンキャンパスに行き車関係の研究室を見学したとき、学生フォーミュラ大会の存在を知りました。その時から私はこの大会に参加している大学へ進もうと決心しました。そして晴れて慶應に入学することができたために、自工研に入ることになりました。
現在はパドルの担当をしています。昨年の改善をするとはいえ、どこを改善したらよいか、改善する部分がわかってもどう変えたらよいか、なかなか良い案が思い浮かばず苦戦しました。物覚えが悪いのか、CADに慣れるのにも相当の時間がかかりました。今はパドルという1つの部分を担当しているわけですが、先輩方はいくつもの部分を担当しています。パドルひとつにこれだけの時間がかかってしまっていて、これからやっていけるのか…という不安がとても大きいです。授業の方も内容は難しくなっていきますし、単位を絶対に落としたくない、できればB以上を取りたい私としては勉強と両立していけるのかとても不安です。先輩方はどうこなしてきたのかとても疑問に思います。しかし実際先輩方は両立させているので不可能なことではないはずです。私も負けじと頑張っていこうと思います。今現在活動と勉強を両立できていない私は期限が遅れてしまったりと迷惑をかけてしまっています。しっかりしなければ…と思うばかりです。もうフレッシュな1年生が入会し、先輩として見られるので、しっかりその自覚を持って前に進んでいこうと思います。
最後になりますが、こうして今活動できているのはスポンサー様、OB・OGの皆様、先輩方のご支援あってのことです。この場を借りて御礼申し上げます。これからも大会を目標に活動を続けていきたいと思います。
(山内)
いつもお世話になっております。後記担当の深町です。
記念すべきVol.100のニュースメールです。
4月になり、ほとんどのメンバーが進級し、新しいメンバーも生まれました。メンバーの三角などは新入生に積極的に関わり、指導能力を見せています。当初収穫ゼロかと思ったマネジメントも、当会に入ると決めた後興味を示してくれだした新入生もいるようで、とりあえずは安心しております。
最近気候が不安定なので、体調にはくれぐれもお気をつけください。
(深町)
NEWSMAIL -ニュースメール- Vol.100 2013年4月号を最後までご覧いただき、ありがとうございました!