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Vol.97 2012年12月号

MACHINE

12月の活動報告です。
引き続き製作を主に行いました。

パワートレイン担当

鈴木 貴士 (プロジェクトリーダー 理工学部機械工学科2年)

今月は先月同様に汎用ECUのセッティングを進めました。この作業は簡単ではありませんが、セッティングを進めていく中で、実際に起きている現象をロガーを使って分析したり、疑問に思ったことを勉強したりしながら少しづつステップアップしていきました。

その結果、解決すべき問題はあるものの先月からは大きく前進することができました。

まだまだすべきことはあるので、同様に勉強しながら頑張っていきたいと思います。

発地 翔太(理工学部機械工学科2年)

今月は先月に引き続き、ECU周りの調整を行いました。先月は純正ECUでエンジンが回らないという状態となっていましたが、今月ようやくその問題が解決され、ECUを含め特に故障箇所もなく、ようやく普段通りエンジンを回すことができました。結局自分たちが大丈夫だと思っていた箇所に見落としがあり、ちょっとした勘違いや知識不足のため問題が長続きしてしまいました。問題解決まで結構時間がかかってしまったのは、チームにも申し訳なく思っていますが、今回のトラブルを経て経験を積めたことは、今後の活動にとって貴重なものとなりました。

純正仕様での問題が解決された後は、汎用ECUでのセッティングを行いました。まだ先月まではエンジンがかかる状態にはなかったものの、純正ECUでエンジンを回したときの情報を用いて、点火時期や燃料周りのセッティングを行うことで、割と早い段階で汎用ECUでエンジンを回すことができました。汎用ECUを使い始めてから、ようやくアイドリング状態まで持っていくことができ、嬉しく思っています。これからは、更にセッティングを見直していき、なるべく早く実走まで持っていきたいです。

齋藤 嘉人 (理工学部1年学門1)

皆さんこんにちは。齋藤嘉人です。

ソリッドワークス主催の講習会に独り、参加して来ました。解析コースということで、応力変形、流体解析の使い方を習ってきたところです。雨のそぼ降るキャンパスの中、会場まで案内して下さった千葉大フォーミュラの方々や講師の方に感謝しております。

大晦日が終わったら日付が変わる前に寝る習慣をつけようと思います。

佐藤 龍 (理工学部1年学門4)

12月に入り、以前より進めていたペダルの設計を終え、製作を始めました。個人的にはワイヤー放電を使った初めての部品になるので、出来上がりのが楽しみです。

電装に関しては、ようやく配線が作れるようになってきたので、この活動に役立てるようになって来たと思います。

山内 理沙 (理工学部1年学門4)

今月はパドルの図面を出しました(工場で製作する部品のみとなってしまいましたが…)。前に比べるとCADはだいぶ慣れたのですが、まだ思い通りに操作ができないのでどんどん練習していこうと思います。

できれば今月中に実物を製作したかったのですが全く手をつけられなかったのが反省点です。来月は試験もあり大変ですが、予定を崩さないように頑張りたいと思います。

シャシー担当

北 晃弘(サブプロジェクトリーダー 理工学部機械工学科2年)

今月も引き続きフレームとサスペンション部品を製作しました。サスペンション部品はアップライトの材料の加工が終わり、溶接するのみとなりましたが、製作上の不備が見つかり、フロントのアップライトは作業行程が増えてしまいました。来月に全て片付けたいところです。

工場ではアップライトボディ、アルミハブの製作が完了しました。今年はNCフライス盤のプログラミングを用いて、アルミハブの製作時間の短縮に努めました。

また、実習室の工作機械は予約を入れないと使えないものがあったり、学生では行えない加工の依頼をしたりしなくてはいけないので、 計画的に作業を進めて、時間を無駄にしないようにしたいです。

今月は授業の課題に時間を割くことが多く、思ったよりもスピードがダウンしてしまいました。来月も期末試験があり、そこまで多くの時間は割けないため、試験後から頑張りたいと思います。3月シェイクダウンまでのタイムリミットが迫ってきましたので、油断すること無く、作業を進めて行きます。

倉地 星也(テクニカルディレクター 理工学部機械工学科2年)

12月は、先月に引き続き、主にフレームの製作を行いました。デフマウントパイプやエンジンマウント、ベルクランクやショックのステーを製作し、溶接しました。同時に、アームやベルクランクの製作も終えることができました。しかし、工場での作業が必要なものについて、事前の準備ができていなかったこと、材料の注文の仕方など、反省すべき点も多くありました。

工場では、フロントハブやブレーキディスクなどの足回り部品を主に製作しました。今後も、リアハブやデフマウントなどシェイクダウンに向けて必要なものを中心に製作を進めていきたいと思います。

1月は、期末試験があり、思うように活動できないこともあるでしょうが、シェイクダウンまであと2ヶ月余りしかありませんので、計画的に作業を進めていきたいと思います。

河合 謙 (理工学部1年学門4)

今月はインパクトアッテネーターの設計、及び材料の切り出しをしました。前年度のものより軽量化が進むと嬉しいです。また、旋盤の仕事を1人で任せられました。こうやって、少しずつ信頼を得ていきたいです。

出口 翔大 (理工学部1年学門4)

今月は部品の製作に加えて、CADでの図面の作成なども行いました。CADについては勉強していたつもりでしたが、いざやってみると全然できなくて、今更ながらCADを操る知識の習得が急務だなと実感しました。

早いもので2012年も終わってしまいます。大学に入って最初の1年がもうすぐ終わるのかと思うと、来年の大会、そして再来年の大会もすぐ来てしまうのではないかと少し焦りを感じます。もちろんその反面、期待もあります。2013年は、より自工研色に染まる1年になるかと思いますので、頑張って行きたいです。

三角 悠太郎 (環境情報学部1年)

今月は授業の課題や用事により先週ほどガレージに顔を出せませんでしたが、ブラケットやその他のアーム周辺のパーツの製作に取り組みました。 シャシー班の活動も細部の製作に入ってきているので自分も精度と気合いを込めて頑張ったものの、作業の手際や順序・物覚えが未だに悪く先輩に注意 されることが多 かったので、気をつけたいと思います。また先輩方がCADを何度も見直し試行錯誤しながら製作を進めていくのを隣で見ていて、モノ づくりの難しさを(今更)改めて実感し、これらの知恵などを次に活かせたらとも感じました。溶接技術は、まだまだ先輩の足下に及ばすながら、自信 が持てるようにはなりました。これからも腕を磨いていきたいです。

本当は「まだまだこれから」なのでしょうが、11マシンもぼんやりと少しずつ完成形に近づいてきたような気がします。そして、2012年もいよいよ終わりを迎える訳ですが、これまでの課題や反省点を見直し、今後にどう繋げていくかを考えて、良い新年を迎えたいと思います。

吉田 彩花 (理工学部1年学門2)

今月はガレージに行く時間が作れず、あまりマシンの製作に携わることができませんでした。ですが、コスト審査に関わっていくことになったので、これからしっかりと勉強していきたいと思っております。

電装担当

阿久津 貴広 (理工学部機械工学科2年)

今月は主に汎用ECUでのエンジン始動、年賀状の印刷等を行いました。

汎用ECU等の作業では、パワートレイン班の手伝いや配線の整備を行いました。少しずつですが前に進んできているのを感じます。来年もゆっくりでもしっかりと前に進んでいき、試走会での試走を果たしたいです。年賀状の方は、スポンサー様、OBの方々に送らせていただきました。印刷に手間取ってしまいましたが、一気に終わらせることができホッとしました。

来月はいよいよ2013年最初の月となります。具体的な活動としては、今月同様ECU・吸気周りの電装について活動していきます。日進月歩の1年となるよう、しっかりとスタートを切って行きたいと思います。

マネジメント担当

深町 展夢 (理工学部1年学門5)

12月は先月に比べ、差し迫った仕事はなく比較的余裕を持って、渉外などの仕事に取り組みました。

また、名古屋で行われた静的交流会に参加し、興味のあったプレゼンのことを学ぶことができました。まだわからないことも多いのですが、年明けから取り組み始めたいと思います。

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