Vol.70

Keio-Formula.Com News Mail Team

KF-08プロジェクトのメンバーの意気込みや思いをリレー形式で1人ずつ紹介していきます。
今回は会計、サポート担当の大草です。

In Member's View

KF-08会計、サポート担当の大草です。
とうとう入学から一年がたち、後輩を引っ張っていかなければならない立場にやや緊張しております。
このサークルに入る決め手となった日、というのが私にははっきりとあります。
それは2005年4月24日です。
わたしはもともと鉄道ファンで、車にはあまり興味を持ってはいませんでした。
しかし、2005年4月24日、珍しく夜更かしをしていて、テレビで何かやってないかと適当にザッピングしていた当時中学二年生の私の眼に飛び込んできたのは、壮絶なドッグファイトを繰り広げるシューマッハとアロンソの姿でした。
そうです、あの伝説の2005年サンマリノGPです!
こんなに面白いものはないぞ、とその後私はF1にのめりこみ、ルマンなど他のモータースポーツも見るようになりました。
そして大学の入学式、オリエンテーションのパンフレットを見てこのサークルの存在を知り、レースをやれるのは今しかないと思いこのサークルに入会しました。
入会してから大会までは漠然と時が流れて行ったように思えます。
先輩の指示や助けを借りて手伝い、パーツづくりなどをしておりましたが、溶接やCAD、工作機械には触れず、かといって文系のくせに渉外なども行いませんでした。
ちょっと最初うまくいかなかったから、ちょっと気恥ずかしいから、ちょっと怖いから、という自分の心の弱さが出てしまって、逃げてしまっていました。
今ではなぜ貴重なあの時期を無駄にしたのかと、激しく後悔しております。
そんな弱い気持ちが少し変わったのは大会からでした。
先輩たちが身も心も削って力を注いだにも関わらずエンデュランスでリタイアという結果に終わったのが本当に悔しく、もっと主体的にこの活動に関わろうと思ったのです。
その一歩として大会以降は会計、コスト審査統括を主に担当するようになった一方、工作機械を使った作業も行うようになりました。
工作機械は最初一か月ははなかなか慣れなくて辛く、もう自分は本当にダメなんじゃないかと思いましたが、実習室の職員の方や仲間に支えられて、今ではようやく簡単なパーツなら作れるぐらいまでになりました。
これからは最初の困難、戸惑いに負けず、さまざまなことに挑戦していこうと思います。

現在チームでは大会に向けて書類や静的審査の準備を行っております。
書類や静的審査は、マシン開発、動的審査と比べて地味ではありますが、大会の大事な一部分です。
静的審査の中でも私が担当しているコスト審査は当チームが伝統的に好成績を収め、表彰台にも上っている競技です。
先輩方の実績に恥じぬよう頑張ってまいります。
自工研OBの皆様、スポンサーの皆様のご支援がなければ、我々の活動は成り立ちません。
この場をお借りして御礼申し上げます。
チーム一丸となって夏の大会に向けて頑張ってまいりますので、今後ともご支援・ご指導のほどよろしくお願いします。

(大草)

編集後記

編集担当の小沢です。キャンパスが三田になり、教授らの高級そうな車が構内に駐車してあったり、黒いハイヤーが何台も止まっていたりするのを見て密かに楽しんでいます。 昨年まで通っていた日吉キャンパスの銀杏並木にも珍しい車が駐車してあることが多く、一体どんな方が乗っているのだろうと思って見ると、外国人の先生だったりして面白かったです。
新勧での野口の写真は私が撮影したものですが、野口をはじめとするメンバーの必死な(笑)勧誘により、無事6名の新入生が入会しました。これからの活躍に期待します!

(小沢)


News Mail 2010年 4月号を最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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