Vol.59

Keio-Formula.Com News Mail Team

KF-07のプロジェクトのメンバーの意気込みや思いをリレー形式で1人ずつ紹介していきます。第4回目は、シャシー担当の渡辺(理工学部機械学科2年)です。

In Members' View

KF‐07プロジェクトでシャシーやカウルなどを担当しています、渡辺です。
大学に入学し、自工研に入ってもうすぐ1年になります。振り返ってみればあっという間の1年間でした。

自工研に入ったばかりのころは桑原先輩たちの作業の手伝いをしながら工具やCADの使い方を必死に勉強しました。そんな中、指示されるがまま仕事をこなしているうちに夏の大会が終わり、KF-07プロジェクトでシャシーやカウル、操作系などを担当させていただけることになりました。仕事を任され、自らの判断で動かなくてはならなくなり、プロジェクトの足を引っ張らないように精一杯やってきました。

そんなまだまだ経験不足の私が、4月からは2年生となり後輩たちに設計製作のいろはを教えるのかと思うとちょっと不安です。しかし、マシンを製作する楽しさや面白さを分かち合うことが出来たらいいなと思い、期待もしています。
高校生までは車は見るものでしかありませんでした。それが高校の終わりに免許を取って車に乗れるようになり、大学に入学して自工研に入り、今では自分で車を設計し、製作もしています。

今まで憧れのまなざしで見つめることしか出来なかったものが、今や自らの手の中にあるのです。そのうれしさと興奮といったら、言葉では表現しきれません。

「この気持ちを是非多くの人に味わってもらいたい」そんな思いで今年の勧誘に臨んでいます。是非多くの新入生に自工研に入ってもらいたいです。
4月からは、先輩方から教えていただいたことを今度は私が後輩たちに伝えていけたらと思います。またKF-07プロジェクトにおいて大きな目標であるエンデュランスの完走と上位入賞を果たすべく、心血を注いでいきたいと思っています。

現在、マシンは走行距離を着実に積み重ね、強度が足りない部分や様々な不備が浮き彫りになってきています。原因は設計段階のものから製作時のものまでいろいろありますが、1つずつ確実に改善、改良を行っています。

ここまでおよそ計画通りに、マシンは長距離・長時間の走行に必要となる動的な信頼性を獲得してきています。これからはマシンの製作と平行してデザインレポートやコストレポートを作成していかなくてはなりません。新入生の勧誘期間が一段落したら夏の大会に向けてもう一度計画を見直し、ミスのないようにしたいと思います。
自工研OBの皆様、スポンサーの皆様のご支援がなければ、我々の活動は成り立ちません。この場をお借りして御礼申し上げます。

チーム一同、夏の大会に向けてそれぞれの仕事に全力で取り組んでいます。今後とも、当チームをよろしくお願いします。
(渡辺)

編集後記

編集担当の門岡です。
今年は、多くの新入生が加入してくれそうです。来月号でお伝えしたいと思っております。
新入生が、自工研の新たな戦力になってくれることを、期待し願っている次第であります。
春休みも終わりを迎え、新入生歓迎の時期を迎えています。1年で一番忙しい時期であります。周りの友人もその様な雰囲気でありました。
春休み中は、選抜高校野球がありました。私の母校である慶應義塾高等学校が出場していました。1回戦で敗退してしまいましたが、近年の慶應義塾高等学校の野球部は格段に強くなったと思います。
幾度か、甲子園へ応援ツアーに行きましたが、私が行った試合では、ほとんど負けています。今後も、頑張ってほしいと思っております。
また、ニュースメールの配信が遅れたことを重ねてお詫び申し上げます。
今後も、この活動を精一杯頑張ろうと思います、よろしくお願い申し上げます。

(門岡)


News Mail 2009年 3月号を最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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