Vol.59

Keio-Formula.Com News Mail Machine

3月の活動報告です。
KF-07改良中

シャシー担当

桑原 克英 (理工学部機械工学科 3年)

シェイクダウンから1ヶ月が経過した今月は、車両に次々に生じたトラブルに対処していました。

ホイールボルトの軽量化、ステアリングギアボックスの交換、スタビライザリンクの製作、ステアリングシャフトスリーブの樹脂化、ステアリング位置の変更、ステアリングのアッカーマン率の変更などの細かな改良の他、走行試験で破損したハブとフロントアップライトの再製作などを行いました。走行試験においては、タイヤ温度や各種サスペンションセッティング項目の管理を行い、着実にコーナリング性能が向上していることが感じられるようになってきました。3月最後の走行試験では、エンジンパワーの向上も感じられたため、操作系の改良が完了すれば、KF-06を上回るタイムを記録できるようになるでしょう。
一方で、3月中旬から段階的に製作を行っているリアアップライトが依然完成していないため、破損個所の修復が終わり次第、直ちに仕上げます。

総じて、現時点で車両に致命的な構造欠陥等は見当たらないため、大会までに細かな改良・調整・軽量化を進めながら、実走行での信頼性も同時に高めていきたいと思います。

また、4月からは新たな部員を迎え、心新たに活動に取り組めることと思います。昨年同様、意欲的な新入生たちに巡り合えることを楽しみにするとともに、彼らがいち早くチームに馴染めるよう心掛けたいと思います。
と同時に、長期休暇が終わり、再び授業の合間を縫った活動がメインになるため、静的審査への対応も含めて、気を抜かずに大会への準備を進めなければならないでしょう。夏に向けて、チームが一層一体感を増すことを期待しています。




渡辺 順平 (理工学部機械工学科 2年)

3月はカウルの製作を主に行いました。
カウルは雌型の貼り込み、離型を終えました。現在は雌型の研磨を行っています。
これからは製品となるカウルの製作を進めていく予定です。
天気や原材料不足などの要因から約1週間ほど予定が遅れてしまい 新入生の勧誘期間にカウルが間に合わなかったことが悔やまれます。
また、ペダルは走行実験を繰り返すことによって判明した問題点を 1つずつ改善しています。そして、早くデザインを確定できるよう努力しています。
さらにカウルやペダルの改善の合間を縫ってフレームなどの塗装、新勧の準備を しました。
4月はメンバーに協力してもらいながら勧誘に力を入れていきたいと思います。


エンジン担当

北山 祐希 (理工学部機械工学科 3年)

今月は、主にオリエンの用意をしました。新入生がたくさん入ってくれるように、新入生歓迎を精一杯がんばろうと思います。
マシンのほうは、大分走れるようになったものの故障が多く、はやくそういったことがなくなるようにして、新入生と走行試験にたくさん行きたいです。



須賀 貴大 (理工学部管理工学科 2年)

製作面では、工場にて板系の部品の加工等を、その他は事務系の仕事などを行っていました。また今月のエコパ走行会では満足に走ることができなかったので、今後の走行テストでしっかりと走り込みをしていきたいです。


高山 明正 (理工学部機械工学科 2年)

2月初旬にシェイクダウンを達成したものの、サブコンの故障によりそれから1ヶ月ほどはエンジンのセッティングが出せないままでした。
それゆえにシェイクダウン時の吸気系の正しい評価ができず、積極的なアップデートは行いませんでしたが、流体解析をもとに吸気効率の向上を狙った細かなパーツを設計製作しました。

だんだんと暖かくなり、ガレージでの作業もだいぶ楽になり、真冬の時のように溶接を終えたばかりの製品で軍手越しに手を温めるといったこともあまりしなくなりました(笑)
さて、もうすぐ4月を迎え、新入生が入ってくることでしょうが、先輩になるという自覚をもって、気持ち新たに頑張っていきたいです。
意欲ある新入生を期待するとともに、溶接を教えたりするのが楽しみだったりします。




系野 智奈美 (理工学部システムデザイン工学科 2年)

今月は、データの打ち込みやカウルの研磨など細かい所を手伝わせていただきました。 その中で、マシンに乗らせていただけて、とても嬉しかったです。久々にマニュアル車の運転の仕方を思い出しました。
また、ガレージのパソコン周辺の散乱したものを整理しました。


サポート担当

門岡 真之 (商学部2年)

今月も、このニュースメールの編集や交渉等を行ってきました。
今後も努力したいと思います。



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