Vol.56

Keio-Formula.Com News Mail Team

KF-07のプロジェクトのメンバーの意気込みや思いをリレー形式で1人ずつ紹介していきます。第一回目は、チームリーダーの桑原です。

In Members' View

今年度チームリーダーを務めます、桑原克英(理工学部機械工学科2年)です。

慶應志木高に入学した際、自工研の存在をインターネットで知ってから、はや5年が経過しようとしていますが、まさか今年このような立場に就くことになろうとは想像もしていませんでした。
5年前と言えば、ちょうど当チームはKF-02プロジェクトの真っただ中であったはずです。同プロジェクトは大変な少人数のもと、しかし心強い1年生の活躍によって着実に活動を行い、大会ではエンデュランス初完走を果たすことに成功したと聞いています。

現在当チームが置かれている状況は、ある面においては当時と共通するものがあるように思います。もちろん、諸先輩方の努力やOBの皆様方のご助力により、5年間でスポンサー様の数は着実に増え、ガレージには溶接機と定盤も備わり、流用に耐える優れた製作品も蓄積されたことなどを考えれば、当時と比べて我々は恵まれた環境で活動を行えるようになったと言えるでしょう。

デザインファイナルに進出したKF-05を筆頭に、技術的なノウハウの蓄積もなされてきた今、KF-07プロジェクトを担う我々の成すべきことはただ一つ、大会で結果を残すことのみであると思います。
車両性能の引き上げを図ることはもちろんですが、それ以上に、特に昨年疎かになってしまった車両成熟への努力、すなわち「走り込み」の重視こそが上位進出への鍵を握ることは言うまでも無いでしょう。

11月末現在、車両製作は昨年に比べれば順調であると言え、メンバーも目標をしっかり見据えて活動を行っており、状況は前向きであるとご報告して差し支えないと思います。 我々がまず初めに迎える大きな山場は、恐らく2月から始まる春休みとなるでしょう。昨年の2月、目標としていた3月シェイクダウンが叶わないと分かった時のチームの雰囲気は、正直に言って最悪でした。今プロジェクト開始当初から、「現在の1年生にあのような思いを決して味わって欲しくない」という気持ちで設計・製作を進めてきました。その結果、崖の縁を行くような日程ではありますが、今年は何とか前向きな気持ちで2月を迎える準備が整ってきたように感じています。
しかし、例年のことながら1月は定期試験の影響でほとんど活動を行えませんし、今後どのような不測の事態が我々を襲うとも限りません。決して楽観視することなく、全員が常に危機感と目標意識を持って、メンバー一丸となり活動に打ち込まなければなりません。

年初めのニュースメールにおいては、必ずや希望に溢れた報告を皆様にお届けするべく引き続き頑張って参りますので、今後とも当チームを宜しくお願い致します。
(桑原)

編集後記

編集担当の門岡です。11月になり、だいぶ早く日が落ちるような気がします。もう、冬ですね。
私、自身は季節的に冬が好きです。ただ、ウィンタースポーツというものをここ数年していません。東京のど真ん中に生まれ、雪と接する機会も少なかったように思えます。
スキーやスノーボードと言ったレジャーも比較的経験が浅いです。最近、多くの友人からスキーへ行かないか?と誘われます。出来ないわけではないのですが、もう数年のブランクがあるため、多少自信がないというのが現状です。
どちらかと言うと、冬場は温泉に行きたいと思うのですが、年のせいでしょうか(笑)夏は、海やプール、ツーリング等色々あります。冬は南の島でも行かない限り、無理でしょう。でも、夏は暑いのであまり好きではありません。矛盾していますが、そう思ってしまうのです。
一部、自工研のメンバーも協賛し始めた、ソフトクリームの旅というのがございます。
これは、何かと申しますと、高原牧場やご当地のソフトクリームのみを食べに行くという無駄極まりない、極上の遊びであります。メンバーに声をかけてみると、ごく一部ですが、賛同者がおりまして、数回は行っております。
自称、ソフトクリーム通の私が、一番おいしいと思ったのが、那須高原にあります南が丘牧場のソフトクリームです。機会があれば、行かれてみるといいと思います。

さて、OB現役交流会が11月30日にありました。OBの皆様と接する貴重な機会であり、非常に有意義な時間を過ごすことができました。11月の出来事の中で、一番思い出に残ったと思います。OBの皆様ありがとうございました。 今後も、この活動を精一杯頑張ろうと思います、よろしくお願い申し上げます。


(門岡)


News Mail 2008年 11月号を最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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