Keio-Formula.Com NewsMail

vol.44



ACTIVITY

10月の活動報告です。

1年生も担当を持つことになり、各々がそれぞれの分野で頑張っています。
また、KF-05プロジェクトを終えた上級生の一部が、アドバイザーという立場で引き続きKF-06プロジェクトに参加し、1・2年生をサポートしています。

◎シャシー班

・山田(3年/テクニカルディレクター)

今期マシンKF-06では、汎用性があり、製作が容易で、整備のしやすいシャシーを目指し、設計を指導しています。 今月は主に、設計を行うためにCAD技能を上げるべく、下級生を対象にCAD講習を行い、更に各々の部品の設計のアドバイスを行いました。 また、フレームのモックアップとエンジンサイズ測定を行い、パッケージングを煮詰めるとともに、CADでKF-06全体とフレームのモデルを作成しました。

・桑原(1年)

大会後はフレームの簡易モックアップの製作、スプールデフ及びスプールマウントの設計・解析・製作、フレーム治具の設計、新ペダルユニットの検討等を行いました。 マシン性能を決めるセクションに関わるのは、怖くもあり刺激的でもあります。 また同時に工場での加工も行いましたが、精度の必要なパーツなどに四苦八苦しています。 まだまだ作業効率も悪い上、工作機械の使い方がままならず注意を受けることも多いので、設計と併せて徐々に加工にも慣れたいと思います。

・谷田(1年)

山田さんに手伝ってもらいながらパドルクラッチと燃料タンクの設計をしております。新マシンKF-06では、KF-05よりも楽でスピーディーなギアチェンジができるように設計したいです。


今月はモックアップ製作大会?こちらはシャシー班のモックアップ。用済みになって放置されています…
◎エンジン班

・吉村(3年/アドバイザー)

今月は後輩の代のプロジェクトがスタートし、製作などを手伝いました。製作するメンバーは1年生がメインとなるので、少ない時間ですが教えていこうと思います。後輩には周りに負けたくないという気持ちで機械のハンドルを回して欲しいと思います。

・伊藤(2年)

大会も終わり、次の大会にむけて新しいプロジェクトを頑張っています。今大会での反省を踏まえた上で、もてる知識をフルに活かして、今後のマシン製作を進めていきたいと思います。

・佐藤(2年)

エンジン班ではありますが、カウルのモックアップ製作の手伝いや工場での製作を主に行っています。また、コスト審査の製造工程分析のために、企業に見学や資料提供のお願いの連絡をさせていただいています。

・高塚(1年)

今月は主に排気の設計とサイレンサーの選定を行いました。単気筒エンジンにしたことにより、四気筒と比べレイアウトの自由度、設計の容易さが増したので、何パターンか作り、時間の許すかぎり試していきたいと思っています。

・北山(1年)

KF-06プロジェクトでは、吸気担当となりました。サージタンクの設計を始めたのですが、何分無知なものですから、CADの使い方、設計の仕方など学ばなければならないことが山積みです。エンジンも新しく単気筒になりましたし、きちんとパワーを引き出せるようにがんばります。

◎電装班

・稲田(2年)

今月はいろいろと忙しくてあまり活動に参加できませんでしたが、作業としては、矢上祭に向けて電装の取り付けなどを行いました。今後は来年に向けて、ハーネスの設計、製作なども少しずつ始めていく予定です。これからは自分一人でできることもどんどん増やしていかなければならないので、今より一層頑張っていきたいと思います。

◎カウル班

・船越(3年)

この時期、こうして新しく仕事を始めるときには、なんとも言えない野心的な喜びがあります。 どんな仕事もそうなのかもしれませんが、やればやるほど奥の深いことに気づきます。 しかし産みの喜びがあれば産みの苦しみもあります。 きちんと日程の管理をし、質の高いものに仕上げたいと思います。


こちらが二つ目、カウル製作用のモックアップ。これを基にカウルの型が作られます。現在製作中!
◎サポート班

・加藤(3年/アドバイザー)

大会終了後から、少しずつですが交渉に関する記録を残しています。本来は作業と同時進行で記録するべきだったのですが、なかなか手が回りませんでした。この反省をもとに、交渉進行と同時に記録を残しやすいよう、元あったフォーマットの改良をしました。これが上手くいくかどうか、しばらく様子をみて、適宜さらに改良していきます。また、KF-05プロジェクトを振り返るDVDを制作中です。3年大隅・鳥居の気合の入った一作になると思います。

そして、KF-06プロジェクトスタートに伴い、外部との窓口に関しては、基本的に3年生は退くこととなりました。これまで様々な場面で多くの方にお世話になりましたこと、3年サポート部の3人を代表してお礼申し上げます。

・鈴木(1年)

大会が終わり、いよいよ新プロジェクトスタートとなりましたが、新学期のリズムに慣れるのが遅れ、交渉の方は思うように進みませんでした。このNewsMailの編集も任されたので、以後、時間管理を厳しくし他のメンバーに迷惑をかけないようにしていきたいです。

製作では、カウルのモックアップの製作を手伝っていました。木材を厳密な長さ・角度で切り出す作業は初めは辛いものでしたが、ようやく慣れてきました。モックアップは来月上旬には完成を目指しています。工場のフライス・NCフライス講習にも参加させていただきました。基本的なことを学ばさせていただき、とてもためになりました。今後に生かしたいです。