Keio-Formula.Com NewsMail

vol.34



TEAM

リレー企画 in Member's View

KF-05プロジェクトを進めるメンバー達の、第5回全日本学生フォーミュラ大会にかける意気込みを、毎号一人ずつ紹介していきます! 今回はマネージャーを務める高屋圭介(理工学部管理工学科2年)です。プロジェクトを管理する文字通り「マネージャー」 である彼の目から見るKF-05プロジェクトと今後の意気込みをご覧ください。

KF-05 Project Managerの高屋です。
第四回全日本学生フォーミュラ大会では残念な結果に終わってしまいました。 昨年行われた第三回大会では、プロジェクトの途中からの参加でしたが、第四回大会では、大会後の本格始動から携わってきただけに、非常に悔しい思いをしました。 その一方で、1年を通して学生フォーミュラ活動をすることによって、1年間で必要なことを一通り経験することが出来ました。

全日本学生フォーミュラ大会で勝つためには、1年を通しての計画、先を見据えた行動が非常に重要であるため、この経験は必ずKF-05プロジェクトに活きるものと思っています。 KF-04ではマネージメントという部署でしたが、そういった仕事があまりにも出来ず、反省しきりです。設計・製作に携わらない人だからこそ分かる部分もあると思い、この1年間がんばっていきたいと思います。

それから、担当の静的審査(コスト審査)について。 これも昨年は1年間における位置づけが分からず、ほとんど先輩に頼りっきりとなってしまいました。その一方で、ある程度一緒に考えていった当日発表や質疑応答への対応をはじめとした工学的な知識については1年前とは比べ物にならないほどついたと思っています。 KF-04で私が担当となってある程度すすめてきたコストレポートも、結局時間が足りず、昨年度より誰が見ても良い、というレベルのレポートを完成することはかないませんでした。 また、大会会場で一瞬だけ見た他校のコストレポートはその量だけでも圧倒されるものがあり、事前準備という点で大きく後れを取っていることを実感しました。今年こそ、最高のレポートを作り上げたいと思っています。

もう一点、後輩への知識の伝承という点について。 今までは下の学年で、自分の仕事をするのでいっぱいいっぱいだったということもあり、自分以外の誰かにそれを教えるという点はまったく考えずに活動をしていました。知識というものは誰かに教わるものだけでなく自ら学ぶものだとは思いますが、それでも最低限の知識、さらには指針だけでも後輩に示すことが出来れば、と思っています。

最後になりますが、日ごろご支援していただいているスポンサー、関係者の皆様に
この場を借りてお礼を申し上げます。これからもご支援、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

連続企画 in Editor's view
〜編集後記〜

NewsMail編集担当の鳥居です。

今月初旬は日本国際工作機械見本市(JIMTOF)の対応に追われていました。当チームは授業の多い1、2年生が中心ということもあって、 少ない人材をいかにうまくやりくりするか、チームリーダーの山田、マネージャーの高屋らは頭を痛めたようです。 しかし、展示させていただいたKF-04は数多くの方々の注目を集め、また他大学の方々と多くの情報を交換することができました。

また今月は慶應義塾大学の誇る一大学園祭、三田祭がありました。 とはいうものの我々Keio-Formula.Comにとって三田祭というのは決して楽しいお祭りではなく、終日マシン製作を行うために与えられた時間です。 普段授業の兼ね合いもあってなかなか進まない製作も、この三田祭期間を利用していっきに進めることができ、KF-05用のパーツもいくつか完成してきています。 とはいえ私個人は別のサークルの兼ね合いで三田祭に出ていたのですが・・・。

KF-04プロジェクトが終わってもチームに残ってKF-05プロジェクトのために力を尽くしてくれる3、4年生、 KF-05プロジェクトの中心として自覚の出てきた2年生、成長著しい1年生と、 メンバー一丸となって
10ヶ月後の第5回全日本学生フォーミュラ大会を目指したいと思います。これからもKeio-Formula.Comをよろしくお願いいたします。

(鳥居)