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3月のイベント

シャシーダイナモテスト

3月3日、栃木にある株式会社ケーヒン様の工場へ行ってきました。
シャシーはKF-03、吸排気だけ今年のものを取り付け、シャシダイをお借りしてテストする予定でした。
しかし電装トラブルからエンジンがかからず、3日中にそれが解決できずにマシンをそのまま置かせていただき、
6日にまたリベンジすることになりました。

6日も電装との格闘が続き、夜にやっとエンジンがまわりました。
しかし次は冷却のトラブルでなかなか作業がスムーズに進まず、
十分なデータを取ることができないまま終わることに。
一難さってまた一難でしたが、ぎりぎりの日程と準備不足が浮き彫りになった結果だったと思います。
ケーヒンの方には二日とも大変お世話になりました。ありがとうございました。

(吉村)

全日本学生フォーミュラ大会 日産サポート講座

原価・保安防災・パワートレイン・エンジン・車両計画・計測の基礎理論・計測技術・フレーム・データ
解析基礎・ステアリングシステム・空気力学・サスペンションなどについて教えて頂きました。

自分の担当部署(サスペンション)は落ち着いてじっくりメモをとりながら聞けましたし、映像もありわかりやす
かったです。他部署はあまり知らない事が多かったので、少しでも知ることができ知識が増えたと思います。

今後の設計にいかせることを学べて本当に為になる講習でした。休日にも関わらずこのような講習を開いて
くださり、ありがとうございました。

(山口)

本田技研工業株式会社様主催 F-SAEチャレンジ講座「実技講座」

3月4〜6日にツインリンクもてぎにあるドリーム工房でマイスタークラブの方々による溶接講習に参加させていただきました。 全三日間中、初日は溶接、溶接器具の説明と簡単な溶接実習を行いました。
二日目は隅肉、T字の溶接などを行い、最終日は学校単位で治具設計、製作を行いました。

慶應チームは治具設計に関しては、大量生産、作業性、溶接の歪を考慮に入れた設計を評価して頂きましたが、溶接に不慣れなことがひびき優良賞となりました。 この講習で得た溶接に関する知識をマシンの製作に生かせるようがんばります。

充実した講習に参加させていただき、どうもありがとうございました。

(山田)

FJSAE 2006年3月もてぎ試走会

3月16・17日にツインリンクもてぎで行われたJSAE関東支部主催の合同走行会に行ってきました。
Keio-Formula.Comは、ニューマシンKF-04で参加しました。前日15日の深夜にアッセンブリをほぼ終え、
茂木へ出発という状態でした。

車検、ブレーキテスト、アクセラレーションまでを行おうと考え参加した走行会ですが、実際は車検を通過することが出来ず走行するまでには至りませんでした。 事前の計画、現場での無理がいろいろとありました。この反省を生かし今後は、日程の管理などをしっかりとしていきます。

最後になりましたが、今回の走行会を主催してくださったJSAE関東支部の皆様、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

(鈴木)

初シェイクダウン

もてぎ走行会から一週間後の3月24日、スポンサーであるシティーカート様のコースをお借りしてKF-04初の走行試験を行いました。

操作系に不安を抱えての走行試験ではありましたが、KF-04は無事シェイクダウンを果たすことが出来ました。 5周ほど走行した後、燃料系のトラブルが発生したため走行試験を中止しました。今後は、走行試験を重ねトラブルを一箇所一箇所潰していきます。

場所を提供してくださったシティカート様、どうもありがとうございました。

(鈴木)

株式会社ブリヂストン様の工場見学

3月27日、11名のメンバーが株式会社ブリヂストン様の東京工場・コーポレートミュージアム「BRIDGESTONE TODAY」(タイヤ博物館)を見学させて頂きました。

当日はまず、ブリヂストン様の会社概要・事業概要などに始まり、タイヤの製造プロセスなどについて詳しく説明してくださいました。 タイヤ博物館には実際にF-1で使用されたタイヤやマシンがあり、メンバーの目がいつもに増して輝いていました。

タイヤ工場では、材料が一枚一枚貼り合わされてタイヤになっていく様子を細かく見せていただけました。
最後に釜から製品が出てくるところでは、その迫力に圧倒されました。

工場見学後、質問にも丁寧に答えていただき、大変有意義な時間となりました。 またその後、モータースポーツタイヤ開発総括責任者である浜島裕英様が来て下さり、今期のF-1の動向などのお話をお聞きすることができました。 突然のことでメンバー達もなかなか質問が思い浮かばない様子でした。

ブリヂストン様のご支援にお応えできるよう、精一杯努力して参りますので、今後もよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、お忙しい中私どものためにお時間を割いてくださった皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。

(加藤)