今月号では9月末にあった基礎応用講座、10月にあった矢上祭やコンティネンタル・オートモティブ株式会社様主催のテックライド、上智大学で行われた技術交流会についてご報告します。
9月29日、30日に慶應義塾大学矢上キャンパスにおいて本田技研工業株式会社様主催のマイスタークラブの方々による基礎応用講座が行われました。
内容はネジの締結の話から始まり、材料の基礎知識、サスペンション設計、ステアリング設計、電装部品、カウルの製作方法といったSAEの活動をする上で必要となることを丁寧に講義していただきました。 専門的な話で、理解しきれない部分が多くあり、またしても自分の知識不足を痛感させられるばかりでした。頂いた講義資料を見るなどして、今回聞いた話を今後の活動に活かしていけるよう、努力していきたいです。
この場を設けてくださったマイスタークラブの皆様ありがとうございました。
(出口)
10月6、7日に当大学の矢上キャンパスで矢上祭が開催され、自動車工学研究会も例年通りマシン展示を行いました。
当日には多くの来場者が立ち寄り、子供だけでなく大人も立ち止まりマシンを眺めたりコックピットに乗ってみたりしました。中にはコックピットに乗るよりも、マシンの後方を一心不乱に見つめる子供もいて将来有望に感じました。多くの人にマシンに興味を持っていただくいい機会となりました。
また、マシン展示を行うために矢上祭実行委員会の皆様には多くのご協力をいただき、この場を借りて感謝申し上げます。
(深町)
今年もスポンサー訪問を兼ねて、現在タイヤの供給をして頂いている、コンチネンタル・オートモーティブ株式会社様主催のテクニカルライディング(テックライド)に参加いたしました。
今回参加したのは鈴木、倉地、私の3人で、全員が現役の2年生でした。コンチネンタルオートモーティブ株式会社様の方々は終始丁寧な対応で、こちらがスポンサー訪問に行っているという感覚が薄れるほどでした。
イベントでは、コンチネンタルオートモーティブ株式会社様が開発している、ABS、トラクションコントロール、衝突防止ブレーキなどの装備の実験を実際に私たちが試験車両を運転しながら体験する、というものでした。
今回体験させて頂いた装備の中には、すでに市販車に導入されているものから、開発中のものまで様々で、 このイベントでしか体験できないものばかりでした。 イベントを通して、コンチネンタルオートモーティブ株式会社様の製品への理解が深まったと思います。
最後になりますが、貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。
(北)
10月13日に、上智大学様主催の「技術交流会」に参加させていただきました。当会からは、2年生5名、1年生5名が参加しました。他大学様のプレゼンテーションや、専門家の方々の意見を実際に伺うことができ、大変貴重な機会となりました。特に、プレゼンテーションについては、「軽量・コンパクト」というテーマで講演していただいた大学もあり、参考にできる部分も多々ありましたので、大変有意義なものとなりました。
また、場所を移しての懇親会では、立食パーティーの形式で他大学の方と自由に意見交換をすることができました。昨年参加した際とは違って、今回は個人的に伺いたいことがたくさんありましたので、積極的に意見を伺うことができました。1年生も、積極的に話しかけていたようで、充実した懇親会となりました。
最後になりましたが、主催者・関係者の方々には、この場を借りて厚くお礼申し上げます。 ありがとうございました。
(倉地)