KF-10プロジェクトのメンバーの意気込みや思いをリレー形式で1人ずつ紹介していきます。
今回はテクニカルディレクターの松川夏樹です。
理工学部機械工学科2年の松川夏樹です。今期プロジェクトではテクニカルディレクター(TD)を務めております。 チームにおけるTDの役割は、端的に言うと「マシンの設計・製作など、活動の技術的側面でのとりまとめ」と言えます。F1なら同名の役職は「各パート(シャシー、パワートレイン、カウル…)の設計をまとめ上げ、マシンの総合的な速さにつなげる」といった印象がありますが、当チームのTDは少し意味合いが違うようです。
自工研におけるTDの役割としては、製作の上でのマネジメントも重要であると考えています。というのも、限りある時間と人手と資源をいかに使って、いかに速く、正確に、無駄なくマシンを作り上げ、後輩を育成するか、というのが(私には)難しいテーマであるからです。製作の現場では様々なことが起こります。資材が底をついたり、利用したい工作機械が使えなかったり、工具や図面がなくなったり…そのような事象を可能な限り予防し、製作をスムーズに進められるようにしようと思っています。
また、最近は1年生への製作の指導に注力しています。なるべく彼らの作業に立ち会い、その場でアドバイスをするように心がけています。もっとも、しばしば自分自身のノウハウの不足と向き合うことになっています。 早期シェイクダウン、ひいては表彰台を目標に据え、現在はこのようなことを考えながら仕事をしています。
最後になりましたが、スポンサーの皆様、OB・OGの皆様、学校関係者の皆様、今後とも当チームを宜しくお願い申し上げます。
(松川)
NEWSMAIL編集担当の山端です。最近は寒さが一段と厳しくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
11月は自工研にとってイベントの多い月であり、メンバー全員が忙しい日々を過ごしておりました。そんな中、レーシングガレージエノモトの榎本様よりgazooレーシングフェスティバルのチケットを頂き、そのイベントに行って参りました。イベントではFT86のお披露目やF1マシンの走行が行われ、GT車やフォーミュラニッポンのマシンも走行し、今まで間近で見る機会がなかった車を多く見ることが出来ました。なかでもD1車両が一気に何台も走った場面は迫力満点で、車好きの身としてはとても楽しいイベントとなりました。
チケットをくださった榎本様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。
(山端)
NEWSMAIL -ニュースメール- Vol.86 2011年11月号を最後までご覧いただき、ありがとうございました!