Vol.48

Keio-Formula.Com News Mail Team

ここでは、KF-06プロジェクトのリーダーである辻 夏央 (経済学部2年)より、毎月のプロジェクトの進行状況、当チームの様子などをご報告させて頂き ます。

連続企画 [in Leader's View]

3月は別れの季節です。
就職する4年生の先輩達にはもう簡単には会えなくなってしまいます。本当にお世話になりっぱなしだった先輩達がいなくなってしまうのは寂しい限りであると 同時に非常に不安でもあります。また、3月には成績発表があるのですが、今年は門岡と高塚が留年する結果となってしまいました。門岡はこのNews Mailを編集していますが、先月まで排気を担当していた高塚はチームを離れることになりました。さらに、先月までこのNews Mail等を担当していた鈴木も家庭の事情によりチームを離れざるを得なくなってしまいました。人数が多いと思っていた後輩達も、気が付けばこの春2年生 になるのは僅か2名であり、当チームの将来が懸念されます。

写真上、左から菅澤、鈴木、内田。
写真下、左が駒田、右が及川。

3月が別れの季節なら、4月は出会いの季節です。
新入生を確保するために必死の勧誘活動を行う必要があります。今年は1年生の桑原がデザインしたチラシで勝負をかけます。両面カラー印刷が安価な業者を見つけたこともあり、当チーム史上最高の仕上がりとなっております。このチラシが効果を発 揮し、新入生が多く入ってくれることを祈っています。

裏には企業スポンサー様のお名前も印刷致しました。2000枚配ります。

ついに春休みが終わってしまいました。
春休みにマシンが完成しなかったことはKF-06プロジェクトにとって大きな失敗です。このプロ ジェクトは当チームの今後の為に是が非でも春休みにシェイクダウンを行うことが目標だったのですから。当チームは人数が少なく、また研究室でもないので活 動時間が限られています。授業期間中には製作が進みません。今後もこの傾向は変わらないでしょう。そのような環境で最大限の結果を残すには、春休みにシェ イクダウン、春学期に新入生の教育・静的審査の準備・走行試験・次期マシンの設計開始、夏休みに走行試験を重ねてマシンの信頼性の向上とセッティングの最 適化を進めつつ次期マシンの設計を進め、秋学期に設計・製作、というスケジュールが最適だと考えたのです。

毎年夏休みにシェイクダウンを行っている当チームが春休みシェイクダウンに変更するには、設計期間を大幅に短縮する必要があります。そこで、通常は引退してしまう学年ではあるものの経験豊富な3年生である山田を起用し、当チームの年間スケジュールの立て直しを図ったのがKF-06プロジェクトでした。 序盤は順調だったものの、山田が予想以上に研究室に時間を取られたこともあり、春休みにシェイクダウンを行うことは不可能になってしまいました。今後はこ の失敗がKF-07プロジェクトに与える影響を最小限に食い止める必要があります。しかし、私はこの春から3年生になり、日吉を離れて三田に通わなければ なりません。そうなるとKF-07プロジェクトを支えることになる現在の1年生達の時間をKF-06プロジェクトに費やさなければならなくなり、非常にも どかしいです。彼等がKF-07プロジェクトにより多くの時間を割けるよう、自分に出来る限りのことをしていく覚悟です。

(辻)

編集後記

今回よりこのNews Mailの編集担当をさせて頂く門岡です。慣れない事もありますが、今後ともよろしくお願いします。

春休みも後半戦になり、そろそろ新年度が始まろうとしています。未だマシンのシェイクダウンは出来ず、遅れております。これも、工場の一時期閉鎖や人手不足によるものです。関係者の皆様には重ねてお詫び申し上げます。新年度、多くの新入生が入る事を期待し、新たな気持ちで努力して行く所存でございます。

さて、先月に比べ気温が徐々に上昇し、過ごしやすい陽気になってまいりました。ガレージ前の桜も3月に咲き始め、現在満開を迎えています。この温暖な気候によって、屋外での作業が大分楽になりました。作業を進め、早期シェイクダウンを目指して行きます。関係者の皆様、温かいご支援の程よろしくお願いします。

(門岡)



News Mail 2008年 3月号を最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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