Keio-Formula.Com NewsMail

vol.39



TEAM

新入生紹介!

1.一人一言

今年度から当チームの戦力となる新入生を紹介します!(五十音順)

・粟野 友貴(理工学部学門5 1年)

分からないことだらけですが、これから頑張って学んでいこうと思います。


・伊藤 政範(理工学部機械工学科 2年)

好きな車:FAIRLADY Z (赤いGT仕様)
製作活動をするのは初めてですが、みんなの足をひっぱらないように頑張ります!! ドライバーとしての腕も上げたいです。


・門岡 真之(商学部 1年)

自動車自体は好きですが、構造に関することは全くわかりません。自動車も運転する ことが好きで、免許を取ってからよく出かけてます。 何が出来るかわかりませんが、一生懸命がんばりたいと思いますので、よろしくお願 いします。



・北山 祐希(理工学部学門4 1年)

自動車についての知識は、まったくといっていいほどありませんが、これから身につ けていきたいと思います。足を引っ張らないように精一杯努力していきますので、よ ろしくお願いします。


・桑原 克英(理工学部学門4 1年)

4月から、ほんの些細なことに感動しきりです。まだまだ右も左もわかりませんが、 先輩方のお陰で楽しく活動できています。早くひとり立ちしたいです。


・鈴木 貴之(商学部 1年)

F1などが好きで、入学前からこのサークルに入ろうと決めてました。文系ですが自分 のできることを一生懸命頑張っていきたいです。



・高塚 裕也(理工学部学門4 1年)

昔から車が好きで車両製作ができるというところに惹かれて入部しました。本当のと ころはフォーミュラーよりもラリーの方が好きだったりします。早くノウハウを身に つけて積極的に関わっていきたいと思います。



・谷田 和貴(理工学部学門4 1年)

昔から物を作ることが好きでした。なので、自工研では主に製作に携わりたいです。


・豊島 遼(理工学部学門3 1年)

小さい頃からF1が好きで、入学式の日に自工研の存在を知り、その日のうちに入るこ とを決めました。車そのものには今まであまり興味が無くて、内部構造などはまったく分か らないので、これから勉強したいと思います。


・中尾 勇貴(理工学部学門4 1年)

車とかが好きで、特にフォーミュラカーに興味があり、この自動車工学研究会に入っ た次第です。他のことに時間がとられ、なかなか顔を出せませんが忘れないでくださ い。



・渡邉 啓介(理工学部学門4 1年)

作業は徐々に慣れていきたいと思います。CADは早く使えるようにしたいです。



2.課題制作

●プッシュバー

コンセプト:
NATURAL DIVERSITY

コメント:
結果的にほとんど一人で設計をやらせてもらうことになりました。先輩方の手を借り ながらも、イメージが日に日に実物となっていくことに感動しています。(桑原)
金属が好きで溶接が楽しみだったのですが、実際やってみてあまりにへたで自分でも 驚いています。もっと練習します。(豊島)

完成予定日:
6月中

進行状況:
設計は完了。製作もほぼ終了しています。


●タイヤキャリー

コンセプト:
楽に安全にタイヤが運べ、かつ何年も使えるくらい丈夫な物になるように設計しまし た。

コメント:
設計、溶接等かなり谷田君に頼ってますが、どうにか頑張っています。はやく完成さ せたいです。(北山)
思っていたより溶接や摺り合わせが難しく苦戦しています・・・。(鈴木)
初めての設計や溶接は、わからない事だらけです。また、仲間と作業するのが楽しい です。(谷田)

完成予定日:
6月中

進行状況:
8割方はできています。後は足周りと消火器の取り付け部分の摺り合わせと溶接が 残っています。



●ダクト

コンセプト:
軽くて風通しが良くて見栄えのするダクト

コメント:
設計に苦戦していますが目標期限内に完成するように頑張ります。(粟野)
図面が思うように書けません。粟野君に任せっきりです。(渡邉)

完成予定日:
6月中

進行状況:
CADで設計中です。



連続企画 in Member's View
〜大会まであと4ヶ月!〜

第5回全日本学生フォーミュラ大会に挑むメンバー達の声をお届けする「in Member's view」。 今回の担当は次期プロジェクトリーダー(予定)で、KF-05シフト担当の辻夏央(経済学部2年)です!

熱狂的フェラーリ信者であり、現在数少ない2年生として活動する彼は、 チーム加入前から大会レギュレーションを読んでいたという嘘のような伝説を持っています。 本活動に並々ならぬ情熱を傾ける彼の、熱い思いをどうぞご覧ください!

KF-05プロジェクトシフト担当の辻です。と言っても、実際には部品製作からガレー ジのPC管理、書類作りまで様々な雑用をこなしております。シフトの話だけで紙面を 埋めるのは困難なので、まずは僕の自己紹介から。

親の話によると3歳くらいから既に駐車場に止まっている車のマークを見てメーカー 名を言う程の車好きだったそうです。そして中学に入ると当然の如くF1観戦に没頭す るようになります。しかし、中学3年生にして数学と物理の壁に阻まれ理系に進むこ とを諦め文系に。そうして経済学部に入ることとなりました。中学・高校時代に部活 動をしていなかったため、大学ではサークルに入ろうと思い、受験後の春休みにサー クル一覧を読んでいる時に、当チームに出会いました。文系の自分は自動車の開発に関 わることなど出来ないと諦めていた僕にとって、最初で最後の夢を叶えるチャンスだ と思いました。その後、大学に入るまでの間に大会のレギュレーションを読んでいた ことは当チーム内では有名な話です。先輩方は皆優しく、僕はあっという間にチーム に馴染むことが出来ました。チームに入ってから第4回学生フォーミュラ大会までは 夢のような時間でした。夏休みにはほとんどガレージに住んでいると言っても良い状 態でした。今まで様々なことを諦めて生きてきましたが、この活動を諦めるわけには いきません。

第4回学生フォーミュラ大会が終わり、KF-05プロジェクトが本格的に始まるとシフト の設計を任されました。相変わらず数学も物理も出来ない僕はとりあえず動く物を作 り改良していく方法を選びました。とりあえず動く物は完成し、改良版も完成しまし た。今後も時間が許す限り改良していくつもりです。 現在、人生で初めて「先輩」をしております。1年生達を上手く指導出来ているか不 安です。こんな僕ですが、このまま何事も起こらなければKF-06プロジェクトでは リーダーを務めさせて頂くことになると思います。幸い、現リーダーの山田が設計者として 残るという話が出ており、僕と彼の想い描く理想の学生フォーミュラマシン像 は極めて近いので、上手くやっていける気がしております。フランク・ウィリアムズ とパトリック・ヘッドの様な関係をイメージしている、と言うと思い上がりすぎで しょうか。KF-06プロジェクトに対しては暗い気分になっていた時期もありますが、 やる気のある新入生が大量に入って来てくれたお陰で再び希望に燃えております。

最後になりますが、この夢のような活動を続けられるのは暖かい支援をして下さるス ポンサー様、そして関係者の皆様のお陰です。本当にありがとうございます。今後と も宜しくお願い致します。

連続企画 in Editor's view
〜編集後記〜

NewsMail編集担当の鳥居です。今月は主に新入生の声をお届けしました。編集作業を やっていても、新入生から届いてくる文章を見てフレッシュさを感じます。また同時 に自分の新入生時代を少し思い出したりもします。私たち3年生が新入生だったとき もいわゆる「新人豊作年」と言える年でした。あの時のメンバーで今は居ない者、 あの時は居なかった者がおりますが基本的なメンバーは変わらずここまできていま す。

あの頃と比べると自分たちの立場はもちろん、周囲の環境も変わったな、と感じま す。たとえば当チームが活動拠点としているガレージもネットワークを中心に昔に比 べ環境が格段に良くなりました。今当たり前のようにすごしているこの環境が、実は 1年前には無かったのだ。などと思うと時の流れの早さを感じるのと同時に、一旦享 受した便利さからはなかなか離れないのだろうと想像できます。一緒にやってきた3 年生のメンバーもこの活動を通じて変わった人、変わらなかった人とさまざまです。 自分は・・・どちらかというと変わらなかったほうだと思いますが。

さて、KF-05はメインといえるフレームの完成に引き続き、シフトが完成、電装がひ とまず動作確認、給排気も完成しつつあります。予定よりはかなり遅れていますが、 一歩一歩前進しています。チームとしては、ひとまず目の前に迫った静的審査レポー トの締め切りに追われていますが、これからも当チームの活躍にご期待ください。 今号もご覧いただきありがとうございました。

(鳥居)