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vol.28



ACTIVITY

◎シャシー班

・菅澤(KF-04フレーム担当)

今月は、クラッシャブルゾーンの試験を主にしていました。 なかなか狙い通りの結果を得られず、造っては潰して、造っては潰してを繰り返してばかりです。 吸収エネルギーは目標値を超え、平均減速Gもレギュレーションで定められた最大値20Gを超えていないのですが、 つぶれ始めの減速Gが30G近くドライバーや車両への影響が心配です。 もう少し形状を工夫して、両方にやさしいクラッシャブルゾーンを追求していきたいです。

・内田(KF-04サスペンション担当)

今月は製作はほとんど進めることが出来ませんでしたが、夏休みに製作する部品の図面製作を行いました。 また、デザインレポートの仕上げにはいりました。 デザイン審査で上位入賞ができるようにぎりぎりまでさらなるポリッシュアップをおこないたいとおもいます。

・船越(KF-04カウル担当)

今月も先月に引続きウレタンの原型製作をしました。 毎年思いますがとても大変な作業です。また、良い仕上がりのためには特に作る人の技術も必要です。 より良いものを作れるよう頑張りたいです。


・山田(KF-04隔壁/KF-05フレーム担当)

トーションバースプリング取り付けじの、アーム先端のばね定数の導出方法の考案。 トーションバースプリングの形状決定方法の考案。 ロッキングアーム方式の検討。 必要ブレーキ曲線と実際ブレーキ直線とタイヤの摩擦係数より、 必要とされる後輪ブレーキ力を導出し、熱容量も考慮に入れて、後輪シングルローターの直径と厚みの決定。 クラッチレスのパドルシフトの機構考案。アームのフレキシブルジョイントの検討。 フレーム各部のパイプを、ローカルルールの最低肉厚を考慮に入れて、 単位線密度あたりの断面二次モーメントから最適な直径の検討。 2008年度の日本人(男性17歳)の予想平均身長と体重の算出。 ポアソンの式とギア比よりエンジンブレーキ力の算出方法を考え中。 などをおこない、色々勉強になりました。今後も色々と学びよいものを作りたいです。

・山口(KF-04/KF-05サスペンション担当)

トーションバ〜スプリングのバネ定数の計算などをしました。 タイヤの最大転舵角より、ラック&ピニオンの配置の検討などもしました。

・深澤(KF-04/KF-05ペダル・シフト担当)

KF-05のペダルのCADの大まかな部分はできたが、整備性の向上と軽量化のために改良する必要があり、 今月の期限までに設計が終わるように頑張っています。


◎パワートレイン班

・鈴木(KF-04パワートレイン担当)

4月に入り、いろいろとイベントがあり製作や設計はほとんど進んでいないのが正直なところです。 来月までにはある程度の形まで詰めていきたいと考えています。

・吉村(KF-04/KF-05吸気担当)

今月はエンジンを分解し、5・6速ギアの検討と、ヘッド面研後に燃焼室容積を測定しました。 エンジンに関しては去年までのデータがなく、比較対象がありません。 今年からはまずデータを取る場所を探して、後々のためにも残していきたいです。

・桑山(KF-04/KF-05排気担当)

排気です。KF05用のエキマニを設計中です。エンジンの取り付け位置を下げる予定で、 今までのレイアウトだとかなり際どいので、集合管の位置などがネックになりそうです。 今のところ、サイレンサーの自作も考え中です。

・永冨(KF-04/KF-05電装担当)

熱意が功を奏したのか(?)、新入生二人が興味を示してくれています。 電装班にもやっと春がやってきたのでしょうか。 さて今月はストロークセンサーの製作を行っていました。 サス、ショックのストローク量を知るためです。まだ試作段階ですが、 サス班の検証や次期設計に役立てられるように頑張っていきたいです。


◎サポート班

・加藤(交渉パート)

今月も引き続き交渉をいくつか進めました。 ご支援くださっているスポンサー様、本当にありがとうございます! また、OB総会に向けての準備も始めました。

・大隅(広報パート)

ニュースメールの印刷用レイアウトを作りました。 OB総会へ向けて気合を入れて準備していきます。


◎静的審査

・コスト(船越)

コストレポートの締切りまでおよそ1ヶ月と迫っているので、焦りつつレポートの編集に当たっています。 また大会時の発表課題である、部品の製造工程の調査・分析も新入生を中心に進めているところです。 コスト班は今月、来月とはとても忙しい月になりそうです。