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Vol.78 2011年1・2月合併号

MACHINE

1・2月の活動報告です。
1月には秋学期末試験がありましたが、2月はKF-09開始以来、初めての長期休暇となりました。マシンに関しては足回り、吸排気、ステアリング、ペダル等、一通りの製作を終え、マシンのシェイクダウンを行うことができました。

パワートレイン担当

野口 大悟 (プロジェクトリーダー 理工学部機械工学科2年)

今年に入ってからは、サスペンションや、エンジン関連の部品、電装部品などをシェイクダウンに向けて順次取り付けていきました。それと並行して、吸気の設計・製作を進めました。

今年のフレーム形状は、吸気周りに余裕があるので、理想的な形に近づけ、これまでの問題点の多くを改良することができました。今のところ製作は順調で、3月中に完成させたいと考えています。また、スプールデフの設計が完了し、テスト用ブレーキペダルの具合を確認して、現在ペダルユニットの設計に入りました。電装関連では、エンジンのサブコンピュータに新しいパーツを導入して、動作のテスト中です。空燃比のセッティングが短時間で正確に行えるようになることを期待しています。その他、走行時のデータロガーを作れたらと思っていますが、差し当たっては新車輌に合わせたハーネスを作り直す必要があります。また、カートも定期的に整備し、乗れる機会を増やしています。

松川 夏樹 (理工学部1年学門4)

試験明けから、もっぱらシェイクダウンに必要な部品の製作や取り付けをしております。特に、各種ステーをフレームに溶接する作業は、大部分を任せていただきました。これがなかなか難しく、思い通りにできるようになるにはもう少し時間がかかるようです。シェイクダウンとは関係ありませんが、僕が設計したステアリング本体が完成しました。想定どおりの品質が得られたと思います。設計に苦労しただけに喜びもひとしおです

任される仕事が格段に増えました。疲労も責任もひしひしと感じますが、それ以上に楽しくて充実している今日この頃です。

シャシー担当

磯 智之 (テクニカルディレクター 理工学部機械工学科2年)

1月は初めにフレームにショックアブソーバやベルクランクのブラケット、床板を取り付け、その後ラック&ピニオンやアームなどのサスペンションパーツを取り付けて車輌の接地をしました。1月はその他にエンジンを搭載し、冷却パーツの取り付けも行いました。テスト期間が途中ありましたが計画的に作業を進めることができました。

2月はスタビライザー、オイルタンク、燃料タンクなどを製作し、各種の隔壁を切り出して取り付け、シート、バッテリー、ペダル、ブレーキライン、電装を取り付けて車輌を完成させました。毎年のことですが、シェイクダウン直前は製作したパーツを次々にアセンブリしていくため、フレームが見る見るうちに車輌として完成していくのを体感できる期間となりました。また、現時点では一部KF-08からの流用パーツを取り付けていますが、将来的に取り付ける新型のハブなどのパーツ設計も並行して行いました。

國井 悠介 (理工学部1年学門4)

1月はテストがあり慌ただしく過ぎ去っていきました。そして、2月はテストが明け春休みとなりマシンの制作が速まったように感じられました。

1月は接地しましたが、その後電装やサスペンションも付きもう走れるようになりました。先輩方がマシンをゴリゴリと作っていく姿は格好いいなと感じました。来年私もそのような姿を見せられるように頑張ります。また、2月には先輩とともにカートの練習に行きました。先輩との差はタイムという形ではっきりと示されるので、追いつき追い越そうというやる気が出てきました。先輩の技術を盗んででも追いつきたいと思います。3月からは気合いを入れ直して頑張ります。

サポート担当

石川 智啓 (マネージャー 理工学部電子工学科2年)

1・2月は寒さが厳しく、雪の降る日もありましたが、風邪を引くことなく活動を行えました。

1月に関しては、試験がありましたので、主に試験対策を行いました。そのなかでも、時折渉外の活動を行ったり、また、今年度の大会のエントリーを行ったりしました。

2月に関しては、春休みに入り、活動の時間が増えました。製作班も製作のスピードが速まり、それに連れてサポート班も渉外の仕事が増えました。また、昨今の経済状況の煽りを受け、自工研の会計状況も年々厳しくなってきておりますので、新たな資金スポンサーを得る計画を立てました。Webに関しては、3月に卒業する辻先輩に新たなコンテンツとして、PROJECTというページを制作頂きました。今後、このページを充実させるのは僕の役目なので、初心に帰り、もう一度HTML、CSSの勉強を始めました。

既に春休みの半分を終えましたが、3月には試走会があり、新マシンで臨むことができますので、KF-09の実力を評価できるデータが取れるといいと思います。

 

大草 和己 (会計 経済学部2年)

1・2月は主に渉外活動と静的審査への準備を行いました。渉外活動では英語でのやりとりなどといった今までやった事が無いことも経験し戸惑うこともありましたが、様々な方の助力により何とかこなすことができたように思います。人に頼る大切さが改めて身にしみました。

コスト審査への準備は昨年と同じく春休みはじめから作業ができ、いいスタートが切れたように思います。後輩へのノウハウ伝承も考えながらどんどん作業を進めたいと思います。プレゼン審査についてはこれまで方針が定まらず悩んでいたのですが、2月末ごろに構想が固まりだし、少し安心しました。

山端 久仁子 (会計 法学部政治学科1年)

1・2月の活動は、主に静的審査の準備と渉外、会計関係の仕事を行いました。静的審査の準備は時間のある春休みのうちに出来るだけ進めておきたいと思っています。また、渉外関係の仕事は春休みということもあって、いつもより積極的に取り組みました。

残された春休みの期間においても、積極的に取り組んでいきたいと思います。

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