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Vol.76 2010年11月号

EVENT

11月は鈴鹿サーキットでの学生フォーミュラ・サーキットチャレンジに参加し、日吉キャンパスにてOB・現役交流会を開催しました。
また、1年生は日産自動車株式会社様主催の全日本学生フォーミュラ大会 日産サポート講座を受講しました。

学生フォーミュラ・サーキットチャレンジ (11月7日)

11月7日に、株式会社日本レースプロモーション様主催の、「学生フォーミュラ ・サーキットチャレンジ」が開催されました。今年初開催の催しですが、フォーミュラ・ニッポン決勝日に、本コースで学生フォーミュラ車両のデモランを行うというものです。

我々のチームは、前日の夜より鈴鹿市内のホテルに宿泊し、当日朝6時頃に鈴鹿サーキットパドックへと車両を搬入しました。続いて、昼頃の走行へ向けて、マシン整備と車検を行いました。特に問題も起こらなかったため、走行時間まではフォーミュラ・ニッポンの決勝第一ヒート目のグリッドウォークや、レース観戦等をさせて頂きました。その後、午後の第二ヒート開始前に、参加8チームで隊列を組み、最終コーナー手前からコースに入りました。グランドスタンド前で一度停車し、放送にて学生フォーミュラに関する解説をして頂いた後、セーフティーカー先導にて東コースを3周走行させて頂きました。パドックに戻った後、参加チーム全体での集合写真を撮影し、関係者様への挨拶をさせて頂き撤収となりました。

普段の学生フォーミュラ活動では、決して味わうことができない鈴鹿サーキット走行を、フォーミュラ・ニッポンという大きなイベントの中で体験できたこと、参加チーム間での交流ができたこと、学生フォーミュラという活動のアピールができたことなど、非常に有意義な時間を過ごすことができました。企画や運営をして下さった、株式会社日本レースプロモーションの皆様、学生スタッフの皆様をはじめとして、ご協力頂いた方々には、この場を借りて御礼を申し上げます。ありがとうございました。

(野口)

全日本学生フォーミュラ大会 日産サポート講座 (11月13, 14, 20, 21日)

日産自動車株式会社様の主催による「全日本学生フォーミュラ大会 日産サポート講座」に、当チームの1年生が全員参加しました。講座は13日、14日、20日、21日の4日間にそれぞれ別の内容で開かれ、各自が自身の担当分野に関連する講座を中心に受講しました。

講師の方の多くはレースやスポーツカー開発に携わった日産のエンジニアの方で、要所にさまざまなエピソードを交えた興味深い講義をしてくださいました。車両設計・製作の経験がほとんどない我々には、講座の内容を体得できたとは言い難い面もありますが、今回得た知識や指針を今後に生かせるよう、しっかりと心に留めておこうと思います。

(松川)

OB・現役交流会 (11月27日)

11月27日に日吉キャンパスにて、OB・現役交流会を開催しました。プログラムの第1部では、現役の部員紹介やKF-08プロジェクトの大会報告、K-09プロジェクトの紹介などを行いました。大会報告、新プロジェクトの紹介では、大会当日の映像や、鈴鹿サーキットでの催しの車載映像をご覧頂きました。映像をご覧頂き、私たちの活動を臨場感をもって感じて頂けたかと思います。

また、第2部ではOBの皆様との会食となりました。会食では、たくさんのOBの皆様とお話することができ、多くのことを学ぶことができました。会食の時間は2時間程度でしたが、本当にあっという間に過ぎてしまいました。自工研の創立は1945年ということで、何十歳も年の離れたOBの皆様と交流ができ、自工研に入ってよかったと感じました。

今回のOB・現役交流会では、多くのOBの皆様にご参加頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。運営等スムーズにいかない点があり、ご迷惑をおかけした事と思いますが、来年以降もぜひご参加下されば幸いです。

(石川)

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