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Vol.103 2013年7・8月合併号

MACHINE

7・8月の活動報告です。
6月もマシン製作、静的審査対策、1年生の教育などを行いました。

パワートレイン担当

鈴木 貴士 (プロジェクトリーダー 理工学部機械工学科3年)

静的審査資料の提出が6月中に一段落つき、7月は車両のセッティングに入りました。しかし、トラブルにより長期的にマシンの改修が必要になりました。下旬には期末テストが控えていましたが、その前に改修を終わらせ8月の支部合同試走会に向けてテスト走行を行いました。しかしエンジンが不調で、原因は分かったものの現場では十分な対策が出来ませんでした。その後ガレージで対策を行い、そのまま富士試走会に臨みました。やや不安もありましたが順調に走行し、複数のセッティングを試しながら上位校に迫る記録を残すことができました。

支部合同試走会後は矢上キャンパス閉鎖期間を挟み、すぐにもてぎ試走会に参加しました。車両の不具合により予定を変更し2日目の参加を断念しましたが、車両の動きについて確認できたのと、自分が初めてウェットでの走行ができたという点で十分収穫はありました。

8月は2つの試走会に参加しましたが、KF-11車両は大会での目標達成において十分なポテンシャルがあると感じました。そのポテンシャルを大会当日に十分引き出せるようにしっかり準備を行いたいと思います

齋藤 嘉人 (理工学部物理学科2年)

心の中に大きな障壁としてそびえ立っていた期末試験を辛くものりきった後、サマーブレーク、もとい夏休みに突入し 富士試走会と生物学実習をそれぞれこなしたという状態です。これでも忙しい方なのです。

今夏は急に夕立に襲われるということもなく安定して猛暑を楽しんでおりますが、大会では審査の方々にもこれまでにない熱気を感じていただきたく思いながら作業をしております。

個人的にはどこかの空港を借り切ってコースは滑走路、ピットは格納庫内に設営すれば周りの環境に惑わされることなくマシンに集中できると思いますのでご検討いただければ幸いです。

佐藤 龍 (理工学部機械工学科年2年)

7、8月は走行テストや改良パーツの製作を中心に活動しました。

走行テストでは、アライメントのセッティングを詰めたり、新パーツの動作確認を行い、改良パーツとしては、吸気位置の変更やアクセルペダルの反発力の調整をしました。

また、最近は電装にも興味を持ち始め先輩の阿久津から配線の組み方や半田付けのやり方などを中心に教えてもらいました。しかし、来月から新プロジェクトが始まり、このように先輩につきっきりで教えて頂ける機会も少なくなると思います。これから大会までの短い期間ではありますが、できる限り多くのことを先輩方から学んで行きたいと思います。

シャシー担当

北 晃弘(サブプロジェクトリーダー 理工学部機械工学科3年)

今月は主なイベントとして富士スピードウェイでの支部合同試走会ともてぎ試走会があり、それに向けた準備として走行試験を重ねました。支部合同試走会では事前にサスペンションのアライメントセットを数通り持ち込み、大会に近い路面とコースでのテストを行うことができました。一部、準備不十分で試せなかった箇所もありますが、充実した試走会になったと思います。もてぎ試走会では事前の走行試験から発生していたフロントホイールのガタが悪化し、2日の走行スケジュールを1日のみで切り上げる結果となりました。同様のトラブルは前プロジェクトでも起きており、昨年からの課題を放置した結果がこうした形で表れてしまい、反省しています。

もう来月のスケジュールは大会しかありません。このプロジェクトは大会で総合6位以内、表彰台獲得という目標で始まり、現在もチャンスがある位置に来ていると感じております。残された時間で問題箇所を修正し、とにかく問題なく大会競技を全て完走するために準備していきます。

倉地 星也(テクニカルディレクター 理工学部機械工学科3年)

6月に静的審査書類の提出を終えてからは、車両セッティングを見つめるため7月上旬に走行試験を行いました。しかし、走行試験にて発生したトラブルにより、急遽マシンを改修する必要があったので、7月は主にマシン改修を行いました。富士スピードウェイでの支部合同走行会が8月上旬に控えており、さらに試験期間も重なる期間ではありましたが、計画的に作業を進め無事にマシン改修を終えるとともに、それぞれ新規部品を投入した状態で合同走行会に臨むことができました。

そして、迎えた富士での合同走行会では車両セッティングを検討しながらも上位校に迫る記録を残すことができました。さらに、矢上キャンパスの閉鎖期間を挟み臨んだもてぎ試走会では、車両不具合により十分な走行を行うことは出来ませんでしたが、大会に向けての最終確認やウェット状態でドライバーが走行できたことなど十分に有意義な試走会とすることができました。

大会に向けて残りわずかの期間ではありますが、修正すべき点がいくつかあります。今後は、それらを修正し大会当日で本来の実力を発揮できるようにマシン整備を行っていくとともに、各審査についての準備も進めていきたいと思います。

出口 翔大 (理工学部機械工学科2年)

大会も目前と迫り、いままで以上に気を引き締めていく必要があると感じるところです。

今月は合同試走会などで走り込む機会も多く、自分も担当する予定のアクセラの練習を行いましたが、シフトやクラッチの操作に手こずり、セッティングの見極めに迷惑をかけてしまいました。大会でも乗ることができるならば、わずか4,5秒の勝負ですがしっかりといいタイムを残せるように頑張りたいです。

新プロジェクトも近づいているので、残りの期間を有意義に過ごせるようにしたいと思います。

三角 悠太郎 (環境情報学部1年)

7月上旬、フレームが曲がってしまう原因を作り、予定していた日程が遅れてしまったため、チームメンバーには少なからず不安や怒りを覚えた人もいると思います。本当に申し訳無く思っています。ガレージではフレーム擦り合わせや予備アーム作成が私のメインの活動でした。

マシン復活後は走行試験を重ね、試走会にも参加し、この夏で走行距離とともにセッティングもかなり進みました。ドライバーの一人としても、どういったサスペンションレイアウトが走行やタイムにどう影響を及ぼすかなど勉強になりました。しかし、もてぎ試走会にてフロントハブに異常が見られたため、今後検討する必要があります。その他大会までにできる事はまだ残っているので、できる限りやっていきたいです。

そして、体育会系出身ながらに情けない事ですが、富士試走会後に熱中症になりかけてしまいました。完全に油断していました。もてぎでは水分 補給や休憩をこまめに水分を摂っていたのですが、一度熱中症になるとその後もガタガタになってしまうようです。大会・エコパはより一層暑くなると 思うので、自身の体調はもちろん、チームの健康にも気を配るつもりです。

大会まで残り数日ですが、最後まで全力で、トラブルの無いよう努めたいと思います。

吉田 彩花 (理工学部管理工学科2年)

いよいよ大会です。

今年はコスト審査を担当し、昨年とは全く違った緊張を感じています。リアルケースシナリオを考える過程で、先輩方の知識量を改めて認識し、尊敬の思いが強くなりました。大会近くですが、まだ発表の資料が出来上がっておらず、計画性のなさを反省しております。今後引き続きがんばってまいります。走行に関しては、試走会の様子からも、大会が楽しみだと感じております。大会まであと僅かですが、自分にできることをしっかりやっていきたいと思います。

電装担当

阿久津 貴広 (理工学部機械工学科3年)

今月はマシン電装の最終調整を主に行っていきました。

大会ももう目の前にせまり、いよいよマシンの最終的な調整を行いました。一部不具合があり、大幅な変更止む無くとなってしまいました。しかし、支部合同、もてぎ両試走会での感触は悪くないと感じています。ブレーキランプの位置固定、各スイッチのメンテナンス等を大会までに終わらせます。

マネジメント担当

深町 展夢 (理工学部システムデザイン工学科2年)

7、8月は主に静的競技のひとつであるプレゼンテーション審査の対策と合同試走会、大会提出書類に追われました。

プレゼンテーション審査の対策では、7月6日に基礎技術交流会1に参加をし、プレゼンテーションについて理解を深め、レポートの提出を通してあらすじをたて、調査や試算、スライド作成を行いました。大会直前までしっかり話し方を中心に対策を練っていきます。

合同試走会については行程や準備などを行い、実働する人たちの支障にならないよう努めました。

大会の事務的な提出書類に関しては昨年度を思い出し、余裕を持って準備することができました。この経験をもとに、提出書類等は事前に準備できるよう習慣付けを行います。

休業期間中は慌ただしく過ごしましたが、大会ではこの経験を生かし、よりスムーズに様々な管理業務などを行います。

1年生

相原 祐平 (理工学部1年学門1)

7月はテストに悪戦苦闘していて、あまりガレージへ顔を出して作業をすることができませんでした。8月になっても、まとまった時間がとれずと、なかなか活動することが出来ていない2か月間でした。

富士スピードウェイで行われた、支部合同試走会に参加して、主にタイム計測を行っていましたが、学校によるマシンの違いに改めて驚きました。そして、強豪校などを見て、色々な事を吸収することが出来たと思います。これを次期の自分が本格的に関わりだすであろうマシンに反映していきたいです。

木村 謙仁 (理工学部1年学門4)

8月は試走会に参加し、実際にマシンが走行するところを見たりなど、色々と学ぶことがありました。大会では、さらに学べることが多くなるように、あらかじめ必要なことを勉強して臨みたいと思います。

谷本 啓示 (理工学部1年学門4)

7月の谷本はテストに追われ、後半はあまり参加できませんでしたが、8月に入り追われていたものが全て消化されたところで、いよいよ自工研に軸をおいて過ごせるようになってきました。しかし、僕は技術も知識もまだまだ未熟であまり役にはたてなかったですが、その分教えられたり経験した物を吸収するように努めたつもりです。さて来月には、そんな谷本に様々なことを教えてくださった先輩の内、3年生の先輩にとっては本山の大会が控えています。マシンが少しでも速く走り、よい結果が得られることを祈らんばかりです。

長瀬 駿秀 (理工学部1年学門1)

7月はシャシの本を買い、来年の製作に向けて少し本格的に勉強を開始しました。8月は試走会に参加しました。他校のマシンを数多く見ることができ、大会が近付いてきていることを実感しました。

村 和輝 (理工学部1年学門4)

今月はもてぎ試走会に参加しました。多くのチームが様々なアイデアを盛り込んだマシンを持ち込んで来ていました。他のマシンと自工研のマシンを姿形やタイムの面で見比べて見ると、自工研のマシンはとてもシンプルで無駄を最小限に抑えたものでした。慶應が重点を置いている、軽量化というコンセプトが色濃く現れていると言えます。マシンの製作に携われるようになったら、更なる軽量化のアイデアを盛り込んでより優れたものを作れるようになりたいです。

湯朝 直仁 (理工学部1年学門1)

自動車工学研究会に入っていろんな事を学べたと思います。達成感を知ったと同時に大変さがわかってきた気もします。たくさんやらなければならないことがあることを知り、驚いています。責任感を持つことが重要になってくることと思います。今後はマネジメントを頑張っていきます。

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