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Vol.98 2013年1・2月合併号

MACHINE

1・2月の活動報告です。
3月シェイクダウンへの過程です。

パワートレイン担当

鈴木 貴士 (プロジェクトリーダー 理工学部機械工学科2年)

昨年の内にエンジン始動に成功し汎用ECU化は大きく前進しましたが、今年に入ってからはそれをさらに進めました。1月中には実走できる段階にもっていく事ができ、2月には汎用ECUを導入してから初めて実走試験を行いました。トラブルはあったものの、実走データを取る事ができ、今後への課題が見つかったので大きな収穫となりました。実走試験後は、その試験で明らかとなったセンサーの出力の問題を解決すべく、実験を繰り返し行いました。センサーの特性に関して新たにわかったことがあったので、今後実走でその影響を確かめたいと思います。

また、静的審査への準備としてコスト審査とプレゼンテーション審査に関して、先輩に取り組み方や注意点などをアドバイスしてもらいました。アドバイスを元に準備を進め、例年同様に高得点を目指していきたいと思います。

少しずつではありますが、寒さが緩んできたように感じます。時が経つのは早いもので、あと1カ月で2つ学年が下の後輩ができるというのは驚きです。1日1日を大切にしながら来月も頑張りたいと思います。

発地 翔太(理工学部機械工学科2年)

1,2月は主に汎用ECUを用いたエンジンセッティングを引き続き行いました。

汎用ECUを用いて12月下旬にようやくアイドリングからエンジンが吹け上がる(ニュートラルではありますが)状態まで持っていくことができたので、1月は実走を踏まえた基本マップ作りを念頭に置き、セッティングを進めました。2月には汎用ECUを搭載して、初の実走を行いました。エンジンマップが一部しか出来上がっていない状況での走行であったので、初めは走行できるか不安でしたが、一速低開度であれば何とか走行ができることが確認できました。しかし、高開度でのマップや加速ポンプ関連のセッティングはまだまだ合っていないので、実走をもとにセッティングを詰めていくことが今後の課題です。

齋藤 嘉人 (理工学部1年学門1)

梅の花が小さな顔を見せ始め、春の訪れを感じさせます。こちら人間世界では悪魔城のごとくそびえ立っていた期末試験を突破し、春休みを過ごしております。

マシンの概要が見え始め、パワートレイン班の仕事も増えてきました。ある人はシフターを作り、ブレーキペダルの配置を考えたり。どうやら自分は電装関係がメインになりそうです。開拓しがいのあるフロンティアですね。

ところで、パワートレイン班の発地がこの春で去ることになったようです。マシンについて様々な事を教えていただき、感謝しております。これからも風邪などひかぬよう元気にお過ごしください。

佐藤 龍 (理工学部1年学門4)

1月は試験があり、あまり活動できませんでしたが、2月に入り、シェイクダウンも近づいてきたこともあり、忙しくなってきました。私自身は、主にペダル周りの製作を行いました。特にクラッチペダルは、一から作り直すという事もあり、先輩の意見を取り入れつつ試行錯誤を重ねました。

山内 理沙 (理工学部1年学門4)

試験が終わってからパドルの製作に入りました。作業スピードが遅かったり設計をミスしていたりとかなり迷惑をかけてしまいました。今月は反省点がとても多いです。

一方で、月末にはフォーミュラ女子会が開かれました。他大の女子メンバーと交流ができてとても有意義な時間となりました。

シャシー担当

北 晃弘(サブプロジェクトリーダー 理工学部機械工学科2年)

先月に引き続き、リアハブ、フロント、リアのアップライトの製作を行いました。先月に大半の行程が終了していたので、部品を組み付けるだけかと思っていましたがブレーキキャリパーとアップライトボディの干渉が見つかり、微調整を行うことになりました。原因はCADデータの不備と自分の設計時に現物の寸法をとらなかったことでした。昨年も同様の問題があり、現物の寸法をとるように意識していたのですが不十分でした。とりあえず足回りを組むことができましたが、今後の改良が必要になりました。

3月はシェイクダウンを果たし、走行試験を重ねて、新設計した部品の強度を評価し、サスペンションセッティングを進めたいと思います。

倉地 星也(テクニカルディレクター 理工学部機械工学科2年)

1月は、まずエンジン下側のエンジンマウントを溶接し、床板をリベットでマシンに固定しました。その後は、エンジンを搭載し、マシンを整備台に移してラジエータやサイレンサーなど各種ステーの溶接を行いました。その他に、燃料タンクを製作し、工場では引き続き1年生への指導を行いながらスプライン軸やデフスペーサなどの製作も並行して行いました。途中で試験期間や前年度車両を使っての走行試験の準備を挟みましたが、それほどペースを落とすことなく、効率よく作業を進めることができました。

2月は、工場でスロボパーツやリアハブなどを早めに製作し、主にガレージでの作業に時間を割きました。冷却ライン、チェーンガード、ファイアーウォール、ジャッキポイント、インパクトやステアコラムなどを製作し、マシンに固定しました。足回りの部品を組み付けて、マシンが形になった時には、自分たちが9月から行ってきたことに対する充実感を味わうことができました。また、作業の合間を縫って、静的審査の担当を決めたり、先輩である大草にコスト審査についての説明会を開いていただきました。

来月にはシェイクダウンを行い、その後、富士での試走会がありますので、気を抜かずに必要な部品な製作、問題点の改善に努めていきたいと思います。

河合 謙 (理工学部1年学門4)

今月はインパクトアッテネーターの設計、及び材料の切り出しをしました。前年度のものより軽量化が進むと嬉しいです。また、旋盤の仕事を1人で任せられました。こうやって、少しずつ信頼を得ていきたいです。

出口 翔大 (理工学部1年学門4)

最近の活動はガレージに行った際に与えられた仕事をこなすことが中心で、ステー類を作ったり、ファイヤーウォールの製作に関わったりしました。

また先輩方から静的審査についての話を聞き、コスト審査やデザイン審査についても勉強していかなければいけないなと感じました。

さてあと一ヶ月後には新入生が入ってきて、これから新歓担当としての仕事が本格化してきます。そろそろチラシ、ポスターの制作に着手していき、新入生を迎える体制を整えていきたいと思います。

三角 悠太郎 (環境情報学部1年)

期末試験の影響により1月中はあまりガレージに顔を出せませんでしたが、年明けの活動としてトーコントロールバー、ファイアーウォール、ジャッキアップポイントの製作をしました。トーコントロールバーに関しては、出来上がったものを万力で潰してしまったので、今後アームの取り扱いには十分注意したいと思います。

私達が9月からコツコツと組み立ててきたモノが、いよいよ地に足をおろし路面を駆けられる状態になりました。試走はまだですが、ここまで本当に長かったです。そして、あっという間な感じもします。来月からは新ドライバーとしても活動に参加することになるので、頑張ります。

吉田 彩花 (理工学部1年学門2)

1、2月では、インパクトアッテネータの製作他、ステーの製作、および摺合せを行いました。アルミの溶接が苦手なので、インパクトアッテネータが雑な作りとなってしまい、実験に通らないと指摘されてしまいました。体調を崩しがちなので、体調管理に気を付けていきたいです。

電装担当

阿久津 貴広 (理工学部機械工学科2年)

1・2月においては、主に、表示計の導入、シェイクダウン、試走会の準備を行ないました。

表示計においては、シフトインジケータ、水温計、LEDタコメータを導入しようと考えています。まだ実験段階ですが、純正ECUに適した表示がなされるようしていきます。準備の方は、純正ECUの配線、インパネの製作を行いました。新しい表示を盛り込んだしっかりとしたものを作っていければと思います。

年が明けてから2ヶ月が経ち、大会まであと半年程となりました。年が明けてから自分の活動に暫くムラができてしまったので、メンバーの足を引っ張ることのないよう、自分の仕事を果たしていきたいです。

マネジメント担当

深町 展夢 (理工学部1年学門5)

1、2月では12月などより時間があったため渉外の活発化、書類のまとめ等を主に行いました。

具体的には3月富士試走会にむけての準備、新歓オリエンにむけての準備、あまりコンタクトのなかったスポンサー様との交渉などを行いました。また、会計担当としては担当者として出費等の調整に失敗したため対策を取らざるを得ない事態となりました。物を買うタイミング、購入か支援をいただくかの選択等自分の役割だったために大変悔やむ事態となりましたが、この経験を今後に生かしていきたいと思います。

また激励の言葉をいただくなど、この活動をやっていてよかったと思える出来事も多くありました。様々な方に支援や応援をしてもらって成り立つ活動だと一番実感できる立場にいるので今後も気を抜くことなく活動を行います。

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