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Vol.88 2012年1・2月合併号

MACHINE

1・2月の活動報告です。
1月には、秋学期の期末試験がありました。しかし、メンバーの頑張りにより、製作のペースを以前より早めることができました。

そして、3月7日にKF-10マシンのシェイクダウンを果たしました。

マネジメント担当

山端 久仁子(プロジェクトリーダー 法学部政治学科2年)

2012年となり、新しい気持ちで活動に取り組むべく、さまざまなことに取り組みました。

まず、いままでの渉外と広報を見直し、実際に行動に移しました。すると、あるスポンサー様から対外マネジメントの向上が見られるとのお言葉を頂きました。非常に嬉しかったです。これからも、今まで以上に頑張っていこうと思います。また、渉外における資料、スポンサー名簿を整理しました。非常に細かな作業でしたが、比較的良いものができたと思っています。

来月は富士試走会も控えており、また新年度が始まるということで、書類作成等が多く忙しくなりそうです。担当である静的審査のプレゼンテーションについても、春休みのうちにある程度の目星をつけておきたいと考えております。

この活動をいろいろな面でプラスの方向に持っていくことができるよう、冷静かつ慎重に判断していきたいと思います。これからもどうぞ宜しくお願いします。

パワートレイン担当

鈴木 貴士 (サブプロジェクトリーダー 理工学部1年学門4)

年が明けてからは製作の遅れを取り戻すべく、製作に集中して取り組みました。期末テストがあったため大変でしたが、遅れを取り戻すどころか貯金ができ驚いています。自分が担当している機械式パドルシフトも設計段階では気づかなかった干渉とガタの問題が発生しましたが、なんとか形になったので早く実走行でその感触を確かめたいところです。

製作が進んだこともあって、2月中旬からは本格的に静的審査対策にも取り掛かりました。コスト審査対策については、図面の整理をし、コストの算出方法を先輩に教わりました。デザイン審査対策については過去のデザインレポートを読んだり、担当を決めたりしました。製作と静的審査対策をバランスよく進めて期限に追い込まれないようにしたいと思っています。

チーム体制変更に伴いサブリーダーとなりましたので、自分がサブリーダーであるという意識をしっかりもって活動していきたいと思います。

松川 夏樹(テクニカルディレクター 理工学部機械工学科2年)

1・2月はマシン製作に専念し、シェイクダウン準備までこぎつけました。

昨年末の時点で作業は深刻な遅れをとっていました。今思うと、私は危機感を感じこそすれ、自分の責任だとはとらえていなかったのだろうと思います。何の具体的な手立てをせず過ごしたことは、悔やんでも悔やみきれません。それを受け、立て直しを図ることから本年の活動が始まりました。投げ出したくなるような局面を乗り切ることができたのは、先輩方の叱咤と激励、そして現役のみんなの気概と支えによるものだと思っています。

製作に目途がついたところで、静的審査の対策にも本格的に乗り出しています。ことデザイン審査に関しては、私が総まとめをすることになりました。早め早めの準備を心がけ、不備のないよう努めます。メンバーや応援してくださる人々の期待に応えられるよう、この2ヶ月の経験を忘れずに頑張っていこうと思います。

発地 翔太(理工学部1年学門4)

1月はフレームやアームブラケットの摺り合わせなど、シャシー製作の手伝いをしました。2月にはマシンが接地するまで、各種ステーの製作やマシンの細かいパーツの製作を行い、コストレポートの準備も取りかかりました。また、株式会社コクサン様をご訪問し、リストリクターの図面を検討していただき、製作のご支援をお願いしました。

この2ヶ月で遅れを挽回しシェイクダウンを迎えることができ、チームメンバーとして充実感を感じています。3月には大会用の吸気系パーツの製作がいよいよ始まるので、より気を引き締めて頑張ります。

シャシー担当

北 晃弘(理工学部1年学門4)

1・2月は試験があり、普段通りに参加することはできませんでしたが、できるだけ作業に参加し、アップライトとファイアウォールの製作を進めました。アップライトは組み付けてからトラブルが多々発生し、今後の改良が必要になりそうです。自分の設計の詰めが甘かったことが原因と思われ、反省しなければなりません。ファイアウォールはヘッドレストの後側とサイド側を取り付けました。富士試走会での車検で指摘されないように、フレームとの隙間を埋めていきたいと思います。

そろそろ新歓・デザイン審査・コスト審査の準備が始まり、製作以外の活動が増えてきました。大会では静的審査は動的審査と変わらない比重があるので、気を抜かずに頑張っていきたいです。

倉地 星也(理工学部1年学門4)

1月には期末試験がありましたが、製作が例年に比べて遅れていることもあり、試験に差支えのない範囲で参加しました。エンジンをKF-09のマシンから載せ替え、2月にはKF-10車両を整備台に乗せることができました。 その後は、キャッチタンクやラジエターステーの取り付け、アームの作り直し、隔壁の製作などを行い、燃料タンクの製作にも少し携わることができました。

そして、2月の後半には、例年に比べると遅いですが、ほぼシェイクダウンの準備が整った状態でマシンを接地することができました。また、2月の後半からは作業に余裕も見えてきたため、静的審査の準備にも取り掛かりました。コスト審査に対しては、製作してあるもので図面のないものの図面出しを行い、また、デザイン審査に対しては、クイックファスナー、カウル生産性、美観の担当になり、文章を書いています。

正直、1月までは目標が見えず、活動をつらいと思った時期が少なからずありました。しかし、マシンを整備台に乗せてからは、みるみるうちにマシンが出来上がっていき、いつの間にか接地、そしてシェイクダウンという目標に向けて無我夢中で作業をしていたように思えます。しかし、これで気を緩めることなく、3月には富士スピードウェイでの試走会がありますので、予備パーツの製作を行うとともに、車両設計・製作に関する勉強、カウルの設計・製作を行い、引き続き静的審査の準備も行っていきたいと思います。

電装担当

阿久津 貴広 (理工学部1年学門4)

1,2月はテスト期間明けから主に電装関連の部品、製作物を扱いました。1月は主に試作インパネやその周りの製作をしました。ドライバーの足との干渉、ステア・パドルを通したドライバーの視界など、新たな注意点も見つかりました。本番用のインパネを製作する際はそれらの部分も気をつけ、より良いものを製作していきます。

2月は、先輩方のアドバイスをもらいながら電装部品の移植にとりかかりました。複雑な配線等をようやくマシン上に載せることが出来ましたが、まだまだ全容は掴めません。ひとつひとつ丁寧に、学びながら作り込んでいこうと思います。

製作したインパネにもスイッチが組み込まれ、ようやく電装班らしい働きができたようで、嬉しく思います。シェイクダウンまでは、配線の絶縁、振動対策を行なっていき、シェイクダウン後は配線を下ろしつつ、問題点の解決や、シフトインジケータ導入のための勉強をしていこうと思います。

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