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NEWSMAIL -ニュースメール-
Vol.96 2012年11月号

TEAM

KF-11プロジェクトのメンバーの意気込みや思いをリレー形式で2人ずつ紹介していきます。
今回はシャシー担当でサブプロジェクトリーダーの北晃弘と、同じくシャシー担当の出口翔大です。

In Member's View

KF-11プロジェクトでサブリーダーを務める、理工学部2年の北 晃弘です。今回、私が本プロジェクトで行っていることと、近況について語りたいと思います。

今年、私はKF-11マシンのフレームとサスペンションの設計を行っています。昨年のマシンで問題となった重量を抑えることが主な設計方針です。KF-09から2年分の慶應マシンを見ていますが、限界近く軽量に作ってあるのはいずれも変わりません。さらに軽量にするには細かい所を見る、もしくは技術的なチャレンジをするしかないです。そこで今年は両方とも行って、軽量になるよう設計を行っています。

昨年は設計と製作で遅れが多々生じたため今年はなるべく速く製作できるように設計段階で意識しました。今月フレームが完成間近となり、メンバーの技量のおかげでもありますが、少なからず成果が出ていると感じています。3月シェイクダウンにむけて順調に作業を進めていきたいです。

また今後については、確実に速いマシンに仕上げるために、定量的な評価を行い、もっと試験パーツを用意してテスト走行が行いたいと考えています。

最後になりましたが私達がこうして活動できるのもスポンサーの皆様、自動車工学研究会OB・OGの方々のおかげです。この場を借りて感謝いたします。今後もご支援、ご声援頂けたら幸いです。

(北)

 

理工学部1年学門4の出口翔大です。今回は自工研に入った経緯と、今後の意気込みについて書いていきたいと思います。

まず学生フォーミュラをやりたいと思ったきっかけは大学の学部、学科選びのときです。大学で何をして、将来何をするか全く考えていなかった高校時代に自分は何に興味があって、学問的にやっていけることはないかと考えたときに数年前から好きで見続けていたF1のことが思い当たりました。そこでF1に関われるような仕事をしてみたいという思いから、まずは自動車のことに学ぼうと思いました。そして大学生のうちから何かできるサークル活動がないかを探してみたときに、偶然学生フォーミュラを見つけた記憶があります。そのときから学生フォーミュラ活動ができる大学、学部、学科を探し、今に至ります。

現プロジェクトではシャシー班の一員として活動しています。夏までは製作に関わることはあまりありませんでしたが、現プロジェクトでは工場に入って小さいながらも部品を一から作ったり、時間が経つのが早いと感じるほど集中してマシンに使う部品の擦り合わせをやっていたり、モノづくりの楽しさに徐々に浸っていっている気がします。ただ、まだ言われた単純作業を行うだけで、果たしていま作っているマシンにどれだけ関われるのか、そして自分たちの学年が中心となったときにマシンを作れるのか、といった不安があることも確かです。

自工研に入会して早半年が過ぎ、今年もあと1ヶ月となりました。春には全然わからなかった車のことが少しずつですが、わかるようになってきました。一方でまだまだ知識不足、勉強不足であることを痛感させられる部分が多くあります。高校まではスポーツしかやってこず、体育会系の考え方しかできなかった自分が大学で全く別の環境に飛び込み、今後の活動を通して自分がどれだけ知識、技術を吸収し、どこまで成長できるかどうか自分自身一番楽しみにしています。そのためにも今後とも努力していきたいと思います。

最後になりましたが、このような活動はスポンサーの皆様、OBの方々のご支援があってこそ成り立っているものです。協力してくださるすべての方々にお礼申し上げます。今後とも慶應義塾大学自動車工学研究会をよろしくお願いします。

(出口)

編集後記

こんにちは。ニュースメール担当の深町です。

最近めっきり寒くなって参りました。製作担当の人たちは寒い作業場で本当に寒そうですが、私は暖かい居室でキーボードをせっせとたたいております。

さて私の人生の中ではこの数ヶ月人生初の多忙を更新しておりますが、今月は私の要領が悪いせいか徹夜すら何日か経験致しました。中間考査や学科選択などの悩みどころはありますが悩んでる暇もありません。責任もあり、急成長もし、充実した生活を送っております。

今回からIn Member's Viewは2人ですが、1年生の担当は公平にあみだくじで決めました。

最後に、来年の全日本フォーミュラ大会の参加申し込み期間が近づいております。申し込まないとなにも始まらない!

本番より和やかな表情の試し撮り

(深町)

NEWSMAIL -ニュースメール- Vol.96 2012年11月号を最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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