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Vol.96 2012年11月号

MACHINE

11月の活動報告です。
設計製作が盛んな月でした。

パワートレイン担当

鈴木 貴士 (プロジェクトリーダー 理工学部機械工学科2年)

今月はOB現役交流会が行われました。現役側が主催する会なので、過去の資料を参考にしながら準備を進めていきました。当日は多くのOBの方々にお越しいただき、様々勉強になるお話を聞かせていただきました。事前の準備や当日の運営面では反省すべき点もありましたが、会が無事に終了し安心しています。

パワトレの方では、汎用ECUのセッティングを進めました。調整する項目が複数あるのでセッティングは難しいですが、的を絞って着実に進めていきたいと思います。また、1年生に設計を任せている部分については1年生と話し合い、方向性を決めていきました。最終的にどういうものができるのか楽しみです。

最近寒くなってきましたが、12月も頑張っていきたいと思います。

発地 翔太(理工学部機械工学科2年)

今月は先月に引き続き、汎用ECUでエンジンの始動を試みました。しかし今現在まだ始動しておらず、一刻も早くアイドリング状態に持っていくことが急務となっています。また、純正ECU仕様でもトラブルを抱え、トラブルが多く続いた1ヶ月となりました。原因の追究には考えられるあらゆる可能性を潰していかなければならない為、非常に時間のかかる作業でしたが、かなり原因を絞り込むことができました。

3月にシェイクダウンができるように、何とか状況を打開するべく来月も頑張ります。

齋藤 嘉人 (理工学部1年学門1)

師走に突入せんとす晩秋11月も終わりに近づいて来ました。

先日フレームの溶接を任されたところ、パイプに穴を開けてしまい、迷惑をかけてしまいました。

終わりゆく2012年、残す憂いは除夜の鐘とともに晴れるように精進します。

佐藤 龍 (理工学部1年学門4)

今月は主に、ペダル類やスロットルドラムの設計を行いました。ペダルに関しては、配置位置や他の部品との干渉などもあり考えるのが難しかったです。スロットルドラムについては、中に入れるバネの選定に少し時間がかかりすぎてしまったので、これからできるだけ早く製作に取り組んでいきます。

その他には、電装についても、先輩から教えてもらいながら、勉強し始めました。最初はとても難しかったですが、少しずつ理解も進み、ようやくその面白さが分かってきたところです。

武藤 康史 (理工学部1年学門5)

今月もあまり活動に参加できませんでしたが、マシンの方はフレームの組み立てができてきました。パワートレインは電装を今年は昨年と大きく変えようと思って、工夫をしているようです。速いマシンができるように、頑張ります。

山内 理沙 (理工学部1年学門4)

製作の方ではフレームのパイプすり合わせを行いました。なかなか上手くいかず、1本終えるのにとても時間がかかってしまいました。パワトレ班としては、先輩に頼まれていたパドルの設計を始めました。ドライバーの要望を上手く取り入れたものを、と思うのですが、いい案が浮かばず苦戦中です。

また、月末には日産自動車株式会社様で行われた講座に参加しました。難しい部分もありましたが、とても勉強になりました。

シャシー担当

北 晃弘(サブプロジェクトリーダー 理工学部機械工学科2年)

今月も先月から引き続き、フレームとサスペンションの製作を行いました。基本的にガレージでフレーム製作とCAD設計を行い、矢上実習室ではサスペンション部品の製作を行う毎日でした。

フレームは完成間近まで進み、年内に治具が要らなくなる段階までいけそうです。サスペンションの方はリアハブで設計変更が生じ、材料を一部無駄にしてしまった上、追加で材料を買わなくてはいけなくなり、TDには申し訳ないことをしてしまいました。

また、実習室の工作機械は予約を入れないと使えないものがあったり、学生では行えない加工の依頼をしたりしなくてはいけないので、 計画的に作業を進めて、時間を無駄にしないようにしたいです。

来月もフレームと他の部品の製作は続きますが、それに加えて、スプロケットやサスペンションのコイルスプリングといった、外注する部品を年内に依頼仕切ってしまいたいです。

昨年も同じことを書きましたが、やはり11月はあっという間にすぎてしまいました。ですが、作業は昨年より多く出来ているので、成長したのかも知れません。3月シェイクダウンまでの残り4ヶ月はおそらくすぐに過ぎ去ってしまいます。ミス無く進めるように注意していきたいです。

倉地 星也(テクニカルディレクター 理工学部機械工学科2年)

11月は、主にフレーム製作を行いました。まずは、治具の製作を行い、それを定盤に取り付け、発注していた曲げパイプが届いてからは、フレームの製作へと移りました。すり合わせを行い、そして溶接をするという作業を繰り返し、途中、治具の作り直しなどもありましたが、予定通り、今月中に治具からフレームを下ろすことができました。その後は、治具にはめたままでは溶接が出来なかった部分を溶接し、再び治具にはめて、アームブラケットの取り付けに移りました。こちらについても、今月中に終えることができ、今後は、デフマウントパイプを溶接し、エンジンマウントの溶接して位置決めなどを行っていきます。製作ペース自体についても、予定よりも速いペースで進められていますので、同時に進行できることについては、1年生の手を借りつつ進めていきたいと思います。

また、工場の方では、先月に引き続き1年生への指導を行いました。1年生も工場での作業に慣れてきた様子なので、ねじ込みカラーだけでなく、いろんな部品を作ってもらいました。また、軸やハブなど足回り関連の部品も製作しました。

これから、寒い日々が増えてきますが、寒さに負けずに、シェイクダウンに向けて頑張っていきたいと思います。

河合 謙 (理工学部1年学門4)

今月は中間試験があったので、ガレージに顔を中々出せていません。「勉強と自工研の両立は不可能」と笑い話にされることがありますが、何とか両立させたいです。ガレージに顔を出せない代わりに、車に関する知識を身につけたり、CADをいじってみたり、と家で出来ることに注力していました。今年のマシンにもっと関わっていきたいのですが、先輩方の手腕に圧倒されてばかりです。学年を問わず、もっと積極的に教えあうような環境に自動車工学研究会がなればいいな、と思うようになりました。もっと責任を感じるような仕事をしてみたいです。

出口 翔大 (理工学部1年学門4)

フレームの大枠が出来て、少しずつ自分たちのマシンが形作られて行くのを実感し、今後を楽しみに感じています。

今月末は課題や試験であまり活動できなかったので、来月はもっと頻繁に活動していきたいと思います。

三角 悠太郎 (環境情報学部1年)

ついに本格的なフレーム製作が始まり、忙しくなってきました。夜遅くまで作業する日が増えてガレージでの日常にもすっかり慣れ、私も自工研カラーに染まってきた感じがします。

今月はフレームのすり合わせ・溶接、治具の製作が私の基本的な作業でした。先輩に渡された図面通りに部品を作り上げるのも最近は苦ではなくなり、自身の成長を実感できるようになりましたが、自分の不注意故に作り直さざるを得ない部品を増やしたりと、もっと精進すべき面もあるなとも感じています。以前からの課題である溶接は、始めは何度もフレームに穴を空けて先輩に頭を下げてばかりでしたが、この頃は何かコツをつかんだような気がします。先輩方は溶接が上手くて仕事も速いので見習いたいです。また先輩にカートに連れて行ってもらい(特に前半は路面が濡れていたので)とてもいい練習になりました。

そしてOB現役交流会では、OBの方々とお会いするのは今回が初めてでしたが、製作や行程に関するアドバイスやタメになる意見が聞けて勉強になりました。過去の面白い体験談をしていただいた方もいて、楽しかったです。

1ヶ月前までバラバラだったフレームたちが今では車のカタチになっているのを見ると、早くマシンの完成が見たいという気が強くなります。来月も頑張りたいと思います。

吉田 彩花 (理工学部1年学門2)

今月は主にフレームのすり合わせと実習工場での旋盤作業を行いました。徐々にですが色々な作業を早く正確にこなせるようになってきて楽しく感じております。

電装担当

阿久津 貴広 (理工学部機械工学科2年)

今月は新電装の完成、整理、予備電装の作成の手伝いを主に行いました。

新電装は無事に完成し、汎用ECUでの始動テストを無事はじめることができています。今後配線の劣化に気をつけながら、更に簡略化を目指していきます。純製ECUを用いた予備電装の作成も行いましたが、今月後半私は体調を崩してしまったり、授業の課題にかかってしまったりとなかなか参加ができず、パワートレイン班に丸投げとなってしまいました。体調管理、学業のスケジュール管理ができていなかったことを反省し、特にこれから体調には気を配っていきたいです。

来月は始動確認の手伝いと、吸気周りの電装の検討を中心に行なっていきます。

マネジメント担当

深町 展夢 (理工学部1年学門5)

今月の活動としては前半にOB現役交流会の準備をしていきました。不慣れなことも多く、多量の印刷ミスを出してしまったりさらに指摘されるまでミスを重ねてしまったりと多くの失敗をしてしまい反省しております。ただOB現役交流会はこれが終着点と思っておりましたが、ここで自分のミスの特徴、司会の仕方、管理の仕方、書類の作成についてなど本当に様々なことを学ぶことができました。ご教授下さったOBの皆様、先輩方に深く感謝申し上げます。この失敗の反省を今後の活動に最大限に生かしていきます。

また、後半には学校からの文連交付金の申請提出書類を仕上げていきました。こちらは主に会計担当としての仕事で、制度が変わったため前例がない状態で手探り状態でした。この仕事を通して金銭面からの1年の活動を振り返りながら年度ごとの予算決算や活動報告、1年分の領収書の伝票まとめなどをしました。ミスがやはり多いため何度も作り直しが多く、この経験をもとに来年度には模索した効率のよい方法を引き継ぐことができそうです。

今月は上記の主な2つの仕事のほかに、渉外や書類作りなどをしました。書類に載せる写真を選ぶ都合で画像という視点からも1年間を振り返ることができました。

会計という立場での仕事が多かった11月で、ほかの仕事はマネジメント班ができることもプロジェクトリーダーがやるという状況は深く反省している所存です。特に今考えていることはマネジメントという分類の仕事ができていないということです。また、円滑にメンバーが活動していくために、2年生とともに1年生のガレージに足を運ぶ頻度の大きなばらつき、考え方の差、それぞれの意見や希望などに関しても考えていきたいと思っております。

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