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Vol.84 2011年9月大会報告号

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KF-09プロジェクトリーダー野口の総評です。

リーダー総評

野口 大悟 (プロジェクトリーダー 理工学部機械工学科3年)

自工研の活動を始めて2年半が経ち、今回の大会をもって現役引退となりました。気がついたら終わっていたというくらいに、めまぐるしい日々でしたが、今になって振り返ってみれば、たかだか2年半の間に起きたとは思えないほどの、沢山の経験をしたように感じます。本当に充実した時間とはそういうものなのでしょう。 自動車設計の勉強がしたいという気持ちから入会した自工研でしたが、まさしくその目的は果たされ、それ以外にも多くの体験を通して勉強をさせて貰いました。それは例えば、製作や整備、ドライバーとして成果を挙げること、静的審査への取り組み、チームの運営等です。また、スポンサーやOB、応援してくださる方々のご支援の大きさは、チーム代表であるからこそ、特に強く感じることが出来ました。今年もまたこのように、1年間準備をして大会を最後まで戦い抜くことができたのも、そうしたご支援あってのことであり、心から感謝をしております。

大会については、総合成績16位という結果に終わりました。今年度は6位入賞を目指して活動してきましたが、大会直前の試走会等での、車両の仕上がりやドライバーの習熟からは十分にその目標達成は見えていましたし、実際に静的審査の合計点ではそれを達成していました。しかし、動的審査においては、車両トラブルや調整ミスから本来の性能を全く発揮できないまま終えることとなってしまい、それが敗因となりました。目標を達成するためには、チームリーダーとしての、車の設計・製作者としての、ドライバーとしての全ての立場において、責務を全うする必要があることはプロジェクト当初から自覚しており、妥協なき1年間の活動内容に一切の後悔はありません。しかし、大会本番においては、リーダーとしてすべきこと、また、エースドライバーになるということについてはある程度達せられたかと思いますが、車両トラブルなど車を作る者としては不甲斐ない部分が多く、結果としてそれが目標達成を阻んでしまったということが、非常に残念です。 とはいえ、この1年間様々な面でチームは大きく進歩したと肌で感じています。それは、共に活動してきた後輩たちが受け継いで、今年よりもさらに強いチームとなって来年の大会を迎えられると確信しています。そして、次こそは果たせなかった目標を達成できるよう、その手助けができればと思います。

(野口)

編集後記

ニュースメール編集担当の石川です。9月も終わり、秋の訪れを感じています。

9月上旬に大会が終わり、下旬には大学の秋学期が始まりました。3年生の私にとっては、研究室の選択や就職、進学の選択を迫られる時期です。学生フォーミュラを終えて、新たなスタートといったところでしょうか。以前のように毎日遅くまで大学に残ることもなく、読書をしたり自炊をしたりといった生活が続いています。プロジェクトを終えて、ようやく平穏な生活が戻ってきたとしみじみと感じますが、その反面、何か物足りなさを感じます。

さて、私が2010年10月号からニュースメールを担当して参りましたが、次号からは2年法学部政治学科の山端久仁子が編集担当となります。今までニュースメールをご覧頂き、ありがとうございました。ニュースメールを配信する度にご感想を頂戴し、とても嬉しかったです。至らぬ点等、多々あったと思いますが、温かく見守り頂き、大変感謝しております。

1年間、皆様からいろいろな形でご支援・ご声援頂き、ありがとうございました。まだまだ未熟なチームですが、今後も変わらぬご支援・ご声援を賜れましたら幸いです。本当にありがとうございました。

(石川)

NEWSMAIL -ニュースメール- Vol.84 2011年9月大会報告号を最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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