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Vol.83 2011年7・8月合併号

MACHINE

7月と8月の活動報告です。
7月は試験期間でしたが、学業と活動を両立できるように頑張りました。8月は支部合同試走会、もてぎ試走会に参加し、大会に向けての準備を行いました。

パワートレイン担当

野口 大悟 (プロジェクトリーダー 理工学部機械工学科3年)

7月、8月には富士スピードウェイ、ツインリンクもてぎでの試走会に参加させて頂きました。7月中にはこれらの試走会に向けて、車両各部を最終仕様に仕上げました。特に電装系は古くなっていたので、全て新たに作り直しました。また、カウルも大会直前となってしまいましたが、最後まで完成することができました。富士試走会では、すでに使い切ったタイヤを用いながらも、上位校と同等のタイムで周回することが出来ました。また、茂木試走会は完全なウェットコンディションでしたが、それに起因するトラブルも無く、こちらも非常に良いタイムで周回することが出来ました。これらの走行後には、エンジンマウントや、インテークマニホールド、アーム、各部ステーへのクラックが見られたため、適切な補強を施して大会に臨むこととしました。どちらの試走会においても、走行不能になるようなトラブルは発生せず、十分に走りこむことができたので、ドライバーとしても大変有意義な練習が出来ました。

松川 夏樹 (理工学部機械工学科2年)

先月下旬に夏休みに入ってから、実に様々なことがありました。2回の試走会はその最たるものですが、その他の日々の活動自体も非常に濃密になっています。 大きな仕事としてはカウルの製作が挙げられますが、最近ではもっぱら1年生の手を借りてしまっています。僕はマシンに手を入れることが多かったです。やはり、特に自分が設計・製作に関わった部位には責任を持たねばならないと改めて強く感じています。

曲がりなりにも駆け抜けてきた1年を振り返ると、プロジェクトが終わってしまうことに愛惜すら覚えてしまいます。結果を残し、目標を達成し、有終の美を飾れることを願ってやみません。当然ながらチーム各員一層気を引き締めて活動にあたっています。しかしそれでもなお、淡々と仕事をこなし活動を「楽しむ」姿勢は変わっていないようです。どうしても不安はつきものですが、目前に迫る大会も普段通りの自工研として乗り切っていけるのではないかと思います。期待をもって、残されたわずかな時間を過ごしていこうと思います。

シャシー担当

磯 智之 (テクニカルディレクター 理工学部機械工学科3年)

7月は試験に追われ、自工研の活動だけに集中することは不可能でしたが、試験後にすぐ富士の試走会が迫っていましたので、試験の合間を見て車両の準備も進めました。それにより、試走会までに車検対策までは万全な体制を整えることができました。そして、実際の富士試走会では、多くの走行距離を稼ぐことができました。途中、走行によりいくつかのトラブルが生じたものの、予備パーツを用いたり、すぐに修理に取り掛かったりすることにより走行を再開することができ、今までの試走会にないほど多くの走行ができました。

また、8月下旬のもてぎ試走会は雨天の中で行われました。雨の中での走行は車両としてもドライバーとしても経験が浅く不安もありましたが、大きなトラブルは生じず一日を通して走行を重ねることができました。レインコンディションでのドライバーの練習にもなり、貴重な走行会となりました。

現在車両に関してはカウルの製作のみが残っていますが、それ以外は万全の体制と言え、個人的には大会での走行に不安はほとんどありません。また、今年は今まで以上に美観の優れたカウルが完成しそうですので、ご期待下さい。さらに現在は大会当日の静的審査の発表の準備にも熱心に取り掛かっております。現役として最後の大会となりますので、良い成績を勝ち取り、良い形でプロジェクトを締めくくることができればと思います。

國井 悠介 (理工学部機械工学科2年)

期末試験を切り抜け、夏休みの活動となりました。大会が近くなり、製作はカウルの仕上げなどを行いました。また、富士試走会やもてぎ試走会等マシンの走り込みも行いました。カウルの製作は1年生が積極的に行ってくれて、自分にはこんな積極性があっただろうかと少し恥ずかしく感じるほどです。富士試走会では昨年KF-08のアームを曲げてしまって以来、初めてマシンを運転したのですが、エンジンを掛けるだけでとても緊張しました。しかし、今回はマシンのアームを曲げるような致命的なダメージを与えなかったので、アームを曲げてから少しは成長できた気がします。

ついに大会が目前と迫りました。大会までの日々を一生懸命頑張りたいと思います。また、昨年の大会では仕事を与えられないとあたふたしていましたが、今年の大会では自ら考えて行動したいと思います。

サポート担当

石川 智啓 (マネージャー 理工学部電子工学科3年)

7月と8月は、主に試走会・大会に向けての準備を行いました。試走会・大会に参加するためには多くの書類を用意することが必要で、また、配布書類も沢山あります。先日の試走会では書類やスケジュールの管理を担当しましたが、反省点が多々ありました。書類やスケジュールの適切な管理は直接的にはタイムには関係しませんが、チームやマシン、ドライバーの能力を最大限に引き出すためには必要不可欠です。そのため、試走会での反省点を活かせるように大会に向けて準備を行いたいと思います。

大会まで残り少なくなって参りました。今思えば長いようであっという間の1年でした。楽しいことも辛いことも色々と経験できましたが、大会では表彰台圏内に入り、有終の美を飾れるようチームに貢献したいと思います。

大草 和己 (会計監査 経済学部3年)

7月はプレゼンテーションの準備と渉外活動が主な活動内容でした。3月に行うことが出来なかったアンケート調査を行うことができたのはとても大きな収穫でした。ご協力頂いたレーシングガレージエノモトの榎本様を初めとした関係者の皆様には深く感謝しております。自身のレースへの考え方を深めるとても良い機会となりました。

8月は走行会に参加しながら、静的審査の準備を進めていきました。プレゼンテーション審査の詰めは2年の山端に一任することにしました。今年は昨年と異なり新しいアイデアを含めた内容としており、論理構築にかなり骨を折りましたが、メンバーやOBの笠井様、市村様との討議を経て良いものに仕上げていくことができました。コスト審査はリアルケースシナリオへの対策を進めました。今回は難しい題目が多く、初めは何も検討がつかない状態でしたが、メンバーや先輩方、OBの市村様からアドバイスを受けて、何とかまとまりつつあります。大会に向けて私にも、チームにもまだクリアすべき事柄が多くありますが、一つ一つ解決していけると思います。

ご支援して下さる方々への感謝を忘れずに精進して参ります。

山端 久仁子 (会計 法学部政治学科2年)

今月は主に静的審査のひとつであるプレゼンテーションに対しての準備を進めました。なかなかうまく要点をまとめることができず、また10分という短い時間で発表しなければならないので非常に悩みましたが、OBの方々や大草先輩と石川先輩、1年松信の力を借りながら、なんとか形にすることが出来ました。あとは原稿を何度も読み、暗記し、堂々とした態度でプレゼンできるように頑張っていきたいと思っております。

1年生

阿久津 貴広 (理工学部1年学門4)

支部合同試走会ともてぎ試走会に参加しました。マシンの走る姿を見たりタイム計測をしたりと、いつもの活動と違った楽しさを感じました。大会では先輩たちの力になれればと思います。

井本 祐司 (理工学部1年学門4)

1年の井本です。今回はもてぎ試走会と支部合同試走会に参加し、大会前の雰囲気を感じる絶好の機会でした。9月5日から大会ですが、自分の出来る限りの仕事をし、また来年以降のプロジェクトに活かすアイディアを見つけていきたいと思います。

北 晃弘 (理工学部1年学門4)

7、8月は富士試走会、もてぎ試走会に参加しました。タイヤ交換、マシン整備、タイム測定といった大会での仕事がだいたい分かってきました。もてぎ試走会ではスタッフの方にお叱りを受ける等、苦い経験もしましたが、大会に活かせると思います。

倉地 星也 (理工学部1年学門4)

7月は、テスト期間だったこともあり、勉強面が非常に忙しい月でしたが、テスト勉強に余裕ができた日には活動に参加し、カウルの製作を手伝いました。

8月には、富士試走会に参加し、初めてマシンが走っているのを見ることができました。また、いつもガレージで見ていたマシンが実際に目の前で走っているという状況に興奮さえ覚えました。また、富士試走会後の私の活動ですが、地元福岡に戻り自動車の免許を取っております。それも、なかなかのハードスケジュールであり、体調を崩したりといろいろありますが、何とか免許は取れそうです。しかし、そのために自工研の活動は今月は全く参加できておらず、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。

大会では、積極的に行動し、少しでも力になれるよう頑張りたいです。

鈴木 貴士 (理工学部1年学門4)

今月は主にカウルの製作を行いました。パテを塗っては削り、なかなか大変な作業でしたがなんとか形になりました。また、OBの方のプレゼンのご指導に参加し、貴重なアドバイスを頂くことができました。将来サポート班として活動するかはわかりませんが、今後に活かしたいと思います。

現在は大会直前で先輩は最終調整に追われています。上位入賞できるよう1年生としてできることをしっかりやっていきたいと思います。

発地 翔太 (理工学部1年学門4)

7月は期末試験と時期が重なり、あまり活動に参加できませんでした。試験後は、カウルの原型の補修からFRPによるカウルの作製までを主に行いました。雌型の作製の際には失敗もありましたが、今回カウル製作に携われたので、来年以降は経験を活かし、よりきれいに作れるようにしたいです。9月に入るとすぐに大会が始まるので、試走会で学んだことをもとに最後まで気を引き締めて活動に取り組めればと思います。

来月からは先輩から頼まれた、サイドポンツーンの製作に取り掛かる予定です。マシンに直接関わる仕事なので大変だと思いますが、気を抜かず頑張っていこうと思います。

松信 匠 (理工学部1年学門4)

今までスポンサー様にステッカーご提供のお願いをしてきましたが、ようやく全てのスポンサー様のステッカーを用意することが出来ました。大会には参加しませんが、東京よりチームの活躍を祈っています。

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